ニュースリリース

ダイライト耐震かべ「かべ大将」を新発売

2004年11月02日

大建工業(社長:井邉博行)は、耐震性能に不安がある木造住宅の耐震改修が、既存の天井や床を壊すことなく、既存の内壁を替えるだけで簡単に補強できる「ダイライト耐震かべ・かべ大将」を11月10日、発売します。
「ダイライト耐震かべ」の壁の耐力を示す壁倍率は「2.3倍」として8月31日に国土交通大臣認定(FRM−0082)を取得しました。(三つ割筋交いの壁倍率は1.5)
従来の内壁側から補強する耐震改修工法では耐力面材を土台と桁に緊結する必要があるため、壁と床、天井を一度壊し、壁を補強した後にもう一度内装をやり直すという手間がかかっていました。この「ダイライト耐震かべ・かべ大将」による工法は既存の天井や床などを加工することなく、床上から天井までの内壁部分をパネルで補強するだけの簡単・省施工のため、コストが従来の方法に比べ半分〜1/3程度になります。
また、普及促進の一環として、耐震改修の設計施工される方を対象に、耐震改修関連の法制度や地震の基礎知識、正しい耐震診断や施工方法を身に付けて頂くための「耐震壁かべ 施工技術者研修会」を開催します。

【背 景】
1,耐震性能の現状
日本は世界有数の地震国です。1995年の兵庫県南部地震による被害の大きさは、生々しい記憶として残っています。政府の地震調査委員会では東海・東南海地震の発生可能性を示唆し、地震調査を継続的に行っています。
既存の木造住宅の耐震性について無料診断を行っている「日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協)」はこれまで耐震診断を行ってきた約8万棟の内、「倒壊または大破壊の危険がある→49.83%」「やや危険→24.32%」で、74%以上が倒壊または大破壊の危険があると報告しています。また、国土交通省の推計では現在の耐震基準が法制化された1981年(昭和56年)以前に建てられた住宅2,100万戸のうち1,400万戸は耐震性が不足しているといわれています。
さらに1981年以降の住宅でも耐力壁のバランスが悪かったり、仕口や継ぎ手の金物不足などで必ずしも安心とはいえません。

2,耐震改修の推進
このような状況をふまえ、国土交通省が耐震工事費の1割程度を減税する方向で検討していますし、自治体レベルでは約250の自治体で融資優遇や補助金などが実施されています。
しかし、耐震改修はまだ数%しかなされていないのが現状です。その理由は効果が見えにくい、そのうち建て直す、どこに頼めばいいのか分からないなどが考えられます。

3,耐震改修の方法
既存住宅の耐震改修にあたっては、まず耐震診断により、どこが弱点なのかを把握することです。弱点の原因には①耐力壁の不足(1981年以前の住宅)、②偏った耐力壁の配置、③接合金物の不足、④木材の腐朽・シロアリ被害などがあり、これらの原因に対して必要な補強を行う必要があります。
特に①耐力壁の不足、②偏った耐力壁の配置について、耐力壁の増強、耐力壁の配置を見直しバランスを修正することになります。
そこで、大建工業では、耐力面材として評価が高まっているダイライトを活用し、必要な壁耐力を簡単にかつ従来よりも安価に確保できる「ダイライト耐震かべ」を開発しました。

【ダイライト耐震かべの概要】
1,名称:ダイライト耐震かべ「かべ大将」
2,特長
①ダイライト耐震かべは、既存木造軸組住宅の内装リフォームに際し、住宅の耐震性能をアップするパネル施工キットです。
②壁の耐力を示す「壁倍率」は“2.3倍”。
③既存の天井や床などを加工することなく、床上から天井までの内壁を「カベ大将」に置換え補強するだけの簡単・省施工なので、短い工期&低コストで耐震改修が行えます。
④パネルはクロス下地として、面取り・表面塗装が施されており、内装仕上げが簡単です。(内装仕上げは、クロス張りとしてください)
⑤パネルには新素材ダイライトを使用。材料のホルムアルデヒド放散量はF☆☆☆☆ですから、安心してお使いいただけます。(尚、ダイライトは建築基準法のホルムアルデヒド告示対象外材料なので、使用面積は無制限です)
⑥ダイライトは、このほかに以下のような特徴があります。
・火に強い材料です。(準不燃材料大臣認定、認定番号QM-9137)
・耐久性にすぐれた材料です。(腐りにくく白アリに強い)

3,キット内容
   部材名              サイズ(単位:mm)      入り数
1 耐震パネル910         幅910×長さ910×厚さ12.5  2[枚]
2 耐震パネル710         幅910×長さ710×厚さ12.5  1[枚]
3 横桟(F☆☆☆☆合板)     幅100×長さ895×厚さ28   4[本]
4 横桟専用受け金物                          8[ヶ]
5 ビスA(パネル留め用)     皿木ねじφ5.8×長さ38   125[本]
6 ビスB(受け金物留め用)    丸木ねじφ4.5×長さ25   34[本]
7 釘N65(横桟の柱留め用)  JIS規格に適合        18[本]
8 柱頭・柱脚の補強金物一式  取り付けビス付属        4[ヶ]
*別途 入隅キットもあります。

4,価  格  32,000円/キット(1戸の耐震改修で6〜10キット使用されるケースが多い)
5,販売目標  10,000セット/年

ダイライト耐震かべ 製品施工イラスト


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