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ダイケンたたみボードを全面的に吸ホルタイプにリニューアル

大建工業(社長:井邉博行)は、畳床(たたみとこ)に使用されている「ダイケンたたみボード」を、ホルムアルデヒドを吸着し分解する「吸ホルタイプ」に全面的に仕様変更し、9月10日から発売します。

ダイケンたたみボードは木材繊維からつくられるJIS規格品で、建築基準法でホルムアルデヒドをほとんど発散しない材料として規制を受けない告示対象外製品となっている上、ダニやカビが発生しにくい材料です。
この度、ホルムアルデヒド吸着・分解機能を付与したことで、今後ダイケンたたみボードを畳床に使用した畳は、シックハウスの原因物質の一つとされているホルムアルデヒドを吸着・分解し無害化する、より一層健康的な畳となります。

古来、畳床はワラでしたが、新畳の約75%は木材繊維からなるインシュレーションボードが占めており、現在では畳床のスタンダードはたたみボードといわれるほどに普及しています。その内、ダイケンたたみボードは約60%と最大のシェアを占めていますので、全国の畳の約半分はダイケンたたみボードの畳ということになります。

大建工業では1999年からホルムアルデヒドの吸着機能を製品に付与し、いち早くヘルシー建材の普及を図ってきました。この度、ダイケンたたみボードにホルムアルデヒドの吸着・分解性能を付与しましたので、新築時はもちろん、畳の入替えをする時にも、「ダイケンたたみ」と指定するだけで、エンドユーザーの健康志向にお応えできることになります。

【製品特長】
① インシュレーションボードの微細な穴がホルムアルデヒドを物理的に吸着し、特殊吸着剤がホルムアルデヒドを吸着・分解します(特許申請中)。分解能力は2〜3年持続します。能力は6帖の和室で、換気回数0.5回/hr時に、室内のホルムアルデヒドの気中濃度をほぼ半減します。(当社測定値:0.14ppm⇒0.07ppm)
② 原料は木材の端材や故材を再利用した地球にやさしい「エコマーク認定製品」です。
③ 建築基準法のシックハウス対策のホルムアルデヒド規制を受けない材料です。
④ 高温で滅菌処理してありますので、ダニやカビなどが繁殖しにくい。
⑤ 調湿性や断熱性に優れているため、結露やカビの発生を防ぎます。

【製品仕様】
商品名 ダイケンたたみボードS,ダイケンたたみボードSS
基 材 JIS A5905タタミボード(特殊吸着材入り)
厚 さ 10mm、15mmの2種類
サイズ 910×1820,940×1850,970×1940,1000×2000mm

【価 格】従来品と同様

【発売日】9月10日

【販売目標】1,200万枚/年


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