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24時間換気システム「エアスマート」・計算ソフトを無償配布

大建工業(社長:井邉博行)は7月10日、建築基準法改正により義務づけられた24時間換気への対応として、室内に常に新鮮な空気を循環させる24時間換気システム「エアスマート」のラインアップの拡大と、必要な換気設計と製品の拾い出しが簡易にでき使いやすい計算ソフトの無償配布などハード、ソフトの両面で充実を図ります。

【背 景】
シックハウス対策としての改正建築基準法が7月1日より施行され、ホルムアルデヒド発生建材の使用面積制限に加えて新たに機械換気設備の設置が義務付けられました。これにより、住宅の換気設備市場の倍増が予測されます。24時間換気システムへの当社の取り組みは、建材メーカーの中で最も早く、2000年に「エアスマート」を発売し、気密住宅を中心にその市場実績を積んできました。24時間換気システムとして販売していたエアスマートを改正建築基準法に対応したラインアップへと充実を図り、ライフスタイルに合せた選択の幅を拡大するとともに、低ホル(F☆☆☆☆以上)建材やヘルシー建材とともに、健康住宅づくりをトータルに提案いたします。

【商 品 名】 24時間換気システム「エアスマート」

【簡易計算ソフトの無償配布】
今回の建築基準法改正で0.5回/時間の換気が義務付けられましたが、換気扇をどこに幾つつければいいかという計算は結構面倒なものです。それをサポートするため、住宅の容積や部屋数など幾つかのデータを入力するだけで、必要な給気、排気ファン数の拾い出しや見積りなどが簡単につくれる簡易計算ソフトを無償で提供し、エアスマートご愛用のビルダー様をサポートすることにしました。
ご希望の方はこちらからお申し込みください。

【今回発売品の概要】
1,排気ファン(風量アップタイプ)
人や湿気を感知し自動的に強運転となるセンサー付き排気ファンに加え、今回、薄型モーターと特殊羽根形状の採用により大風量・高静圧を実現した低騒音タイプを追加発売します。9,000円と汎用価格です。
2,給気ファン(結露防止タイプ)
表面パネルに結露が心配される寒冷地向けの結露防止タイプ。高性能フィルターが花粉や粉塵をカットします。価格は21,500円。
3,熱交換型換気扇51W型
音に配慮したい寝室、子供部屋や暖気が失われやすい寒冷地、一部屋だけを独立して換気したい場合におすすめの熱交換型換気扇ユニット。ドアのアンダーカットも不要です。価格は61,400円(専用パイプ、フード付き)。
4,フード
従来のシルバー色に加え、ホワイト、カームブラック、ブラウンをラインアップ。住宅の外観にマッチした選択を可能にしました。
価格はフードが7,500円、防音フード15,500円、排気フード(逆流防止シャッター付き)9,900円、給気フード(過給気防止シャッター付き)8,200円、防火ダンパー付フード11,400円。

【発 売 日】 平成15年7月10日

【エアスマートの特長】
1.設計・施工面
①ダクト工事が不要なノンダクト方式です。
居室に給気ファン、トイレ、洗面所に排気ファンを設置するだけで、天井裏のダクト工事がいらず、かんたんに施工できます。(従来は設計士が設計、見積りし、設備業者が施工していました)
②アフターメンテナンスも簡単です。
ノンダクトなので、ダクト詰まりがなく、点検や修理も簡単です。
③間取りやライフスタイルに合せた4つのプランから選択できます。
プラン1・標準タイプ 
トイレに人感センサー、脱衣所に湿度センサーを設置し、生活に合せた強・弱運転機能付きの排気ファンが稼動。機械換気の中で最も確実な給気・排気が可能です。
プラン2・汎用タイプ 
風量アップの排気ファンで低価格を実現しました。
プラン3・熱交換型+標準タイプ
標準タイプに、一部屋だけを独立して換気する熱交換型換気扇を組合せ。音や冷気が気になる場合にお勧めです。
プラン4・熱交換型+汎用タイプ
熱交換型換気扇と汎用タイプの排気ファンの組合せ。
      
2.性能面
①住宅の気密性能に影響されにくく、確実で安定した換気が出来る第1種機械換気方式です。
②給気、排気ともに機械を使う換気方式で、省エネを維持しながら安定した換気ができます。
③給気ファンには高性能花粉フィルターが内蔵してあり、戸外から空気を取り入れる際、花粉や粉じんを98%以上カットします。
④トイレ、洗面所などの使用時には、排気ファン(風量アップタイプは除く)の内蔵センサーが働いて、急速換気を行い、臭気や湿気を確実に戸外へ排出します。
⑤隣室のプライバシーが守れます
ダイク方式では、部屋どおしをつなぐダクトを通って、隣室の声が筒抜けになるという苦情が聞かれましたが、ノンダクトで防音性が高まります。

3.価 格 面
①ローコストです。従来(ダクト方式)比約30%コストダウンできます
平均的な戸建住宅(4LDKで床面積117㎡(38坪))の価格例:
給気ファン、排気ファン、トイレ用排気ファン、フードの必要数量一式で約20万円(汎用タイプ)〜30万円(標準タイプ)
②ランニングコストも割安です。
上記の住宅での電気代は、約400円/月ですみます。

【売上目標】 今年度10億円
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