ニュースリリース

建築基準法改正に対応し内装建材をF☆☆☆☆仕様に切替え

2003年03月31日

大建工業(社長:井邉博行)は、改正基準法(シックハウス対策)の7月施行をふまえ、WPC床材をはじめとする主要内装建材について、シックハウスに係り新たに制定される最高グレード(F☆☆☆☆)仕様に切替え、2月〜4月から前倒しで生産を開始します。
製品への表示はJIS新規格、JAS新規格、大臣認定による表示条件が整ったものから順次開始します。
また、今後発売の新製品はF☆☆☆☆性能とします。
尚、従来の生産品(FC0、E0)は改正後の新規格でもF☆☆☆もしくはそれ以上の性能を有していることを実測しています。
また義務付けられる機械換気についてはノンダクト方式の換気システム「エアスマート」の充実を図ります。
当社製品にはホルムアルデヒドの規制対象外の天井材、壁材、下地材、さらにはホルムアルデヒドを吸着・分解する機能の内装材がラインアップされていますので、一段上の健康空間づくりのさらなる普及に努めてまいります。

【背景】
94年頃からシックハウス症候群が顕在化し、これまでにも様々な対応がとられてきましたが、7月1日に施行される改正建築基準法では、ホルムアルデヒド発生材料が特定され、
①居室の内装仕上げの使用制限
②機械換気設備設置の義務付け
③居室と空気が行き来する天井裏、壁などについては下地材、断熱材などはF☆☆☆または上位等級の材料とするか、機械換気設備の措置を講じることになりました。
これにより建築基準法を最低限に、この基準を上回る健康的な住宅づくりが必須となります。

【当社の対応】
①居室の内装仕上げの使用制限
当社の内装仕上げ材は旧基準の最高等級(Fc0,E0相当)でしたが、3月出荷分からF☆☆☆☆仕様に切替えたWPC床材をはじめ、ドア、収納までの主要内装製品すべてを新基準の最高グレードのF☆☆☆☆仕様に2月〜4月生産分から順次切替えます。尚、価格については仕様のグレードアップに伴い一部改訂を検討します。

②機械換気設備設置の義務付け
建材以外の家具などから発散されるホルムアルデヒドを考慮して、24時間常時換気設備が義務付けられます。
ノンダクト方式の24時間換気システム「エアスマート」をさらに充実してまいります。

③室内への空気の流れに関わりのある天井裏などについては下地材をF☆☆☆以上にするか、換気設備の設置が必要となります。
当社の下地材はダイライトやインシュレーションボード基材であり、規制対象外ですので、さらなる普及を図ってまいります。

参考:居室の内装仕上げ材の使用制限
告示されたホルムアルデヒド発散建築材料についてはJIS、JAS規格品または大臣認定品を使わなければなりません。従来のJAS、JISの性能表記はFC0、E0というように異なったものでしたが、今回の改正を機に性能表記が統一され、Fと☆の数で表記されます。

改正基準法ではホルムアルデヒド発散建築材料の種別などに応じて仕様面積制限(表)が明確になり、第三種の等級(新しい表記ではF☆☆☆、ガラスデシケーター値0.5mg/l)で、使用面積は床面積の2倍までと制限されました。
また、さらに厳しい上位規格がF☆☆☆☆(ガラスデシケーター値0.3mg/l)と表記され、この性能を有するものであれば使用面積について制限はありません。

改正建築基準法は7月1日以降の着工分から適用が開始されます。

表)ホルムアルデヒド発散建築材料の使用面積制限
(毎時0.5回以上0.7回未満の換気回数を確保する住宅等の居室の場合)