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環境測定・分析センターを設置

大建工業は、シックハウスに悩む施主の関心を背景に、新築住宅のホルムアルデヒドやVOC(揮発性有機化合物)の室内濃度を測定・分析するセンターを建材メーカーとして初めて設立します。

シックハウス症候群が注目され、その原因物質とされる室内空気中の有機化合物(ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、スチレン)の濃度にユーザーの関心が高まっており、これら物質の濃度については厚生労働省の指針値をクリアすることが求められています。また、住宅の品質確保促進法では性能表示を行う場合はホルムアルデヒドは必須項目とされています。

空気質の測定はホルムアルデヒドの簡易測定器具の貸出しを全国の住宅保証機構関連機関で行っていますし、VOCの測定については環境検査機関で扱っていますが、室内空気の捕集地域が限定されていたり、分析に日数がかかったり、費用が高いことなどから、より効率的な測定・分析システム(室内空気の捕集〜分析〜分析結果の報告)が求められています。

大建工業は低ホルムアルデヒド、低VOC仕様やホルムアルデヒド、VOCを吸着する機能を有する内装建材の提供により、健康快適な住まいづくりに注力しています。また、これまでにも防音測定・診断、住宅の気密測定・診断を行ってきました。これらの活動で培ってきた実績に基づき、この度、住宅供給者を対象に、施主への引渡し前に室内濃度を測定・分析する測定・分析センターを設立し、健康住宅づくりにさらに役立つ活動を行いたします。

【概 要】
1,名 称   DK環境測定・分析センター
2,設置場所  岡山市
3,測定・分析内容
全国のお客様(住宅供給者・施主)の依頼を営業所で受付、サービス会社などを通じて室内の空気を捕集、分析センターで測定・分析を行い、その結果をお客様に報告します。(捕集から報告まで約1週間)
4,分析対象物質   基本はホルムアルデヒド、VOC4物質(その他指定物質はオプション対応)
5,測定方法     住宅品質確保促進法に準じた測定方法による
6,費 用      基本5物質で約10万円(但し、最寄営業所から100kmを超える場合は別途交通費相当額を負担願います)
7,業務開始     平成14年7月15日


※ここに掲載されている情報は発表時のものであり、ご覧になられている日と情報が異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
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