ニュースリリース

廃木材のリサイクル事業に着手

2001年12月21日

大建工業(社長:六車襄二)は、リサイクル木材や未利用資源を住宅建材の原材料として活用するなど、資源再利用、産業廃棄物埋め立てゼロをめざした商品開発を進めておりますが、このたび、古材チップの用途開発や製品化技術でノウハウを持つ同社と、木材の廃材処理・加工・販売等で多くの実績を有する「木材開発㈱」とが、合弁で新会社を設立し、廃木材のリサイクル化をめざして古材チップ事業を立ち上げる運びとなりました。
新会社でチップ工場を建設し、平成15年1月から稼動し、再生チップの活用を図る計画です。当面、首都圏における建築解体材を中心に回収を進めます。
大建工業では、これまでにも、古材チップを同社の畳ボードやシージングボード(外装下地材)等の原材料に活用するなど、廃木材のリサイクル化に取り組んでまいりました。今後、新会社で生産された古材チップは、同社製品の原材料として使用するとともに、これまでの技術力とノウハウを活かした様々な新素材・新用途開発を進めて、木材資源の有効活用とリサイクル化に寄与してまいります。


<背景とねらい>

○廃棄物処理法の改正や平成14年5月施行の建設リサイクル法による分別解体や再資源化の義務付けにより、建築解体材など廃木材のリサイクル化が急務の課題になっていることから、中間処理の有効な手段として、古材の回収、チップ化、再利用の需要はますます高まるものと考えられます。
同時に、現状は古材チップの利用は先は限られており、新たな古材チップの活用による新製品・新用途開発が急がれています。
*全国で排出される木質廃材量は年間に約7,000千トン。その内の約30%に相当する約2,000千トンが首都圏(1都6県)で排出されている。首都圏の廃木材を原料とするチップ工場は約30工場。ここでの再生チップの生産量は約600千トンで、チップとしてのリサイクル率は30%にとどまり、国の平成22年度における木材の再資源化目標値95%から程遠い状況。 
(厚生省・調査・推計資料及び準備室の調査)

○大建工業の環境問題への取り組み
・同社の主力製品であるインシュレーションボード、ロックウール吸音板、火山性ガラス質複層板(ダイライト)などは、原料が木材チップや鉱物など、それ自体がすでにリサイクル材料、あるいは未利用資源を活用しており、環境に優しい製品です。
・また、建築現場などで発生する端材回収とリサイクルにも積極的に取り組んでおり、その一環として今年、同社畳事業の中で、「古畳の回収システム」をセメント会社ならびに運送会社と共同で構築。古畳回収を実施すると同時に、環境・健康配慮型の健康畳(健やかくん)の普及促進に努めています。

<新会社の概要>
【事業内容】
  ○廃木材を中心とする一般廃棄物・産業廃棄物の収集・運搬・中間処理および再生処理
  ○廃木材等の破砕・加工・販売

【新会社の概要】
(会社名)   エコテクノ株式会社
(資本金)   3000万円(*出資比率: 大建工業50%、木材開発50%)
(設 立)   平成13年12月21日
(社 長)   半田和夫(大建工業(株)・産業資材事業部・エコビジネス準備室長)
(本社所在地) 東京都中央区日本橋本町2−7−1 イトーピア日本橋本町ビル
                        (大建工業・東京事務所内)
【新工場建設の概要】
(建設予定地)  首都圏で用地取得準備中
(建設費用)   約6億円
(竣工予定)   平成15年1月
(古材回収見込) 3000トン/月

【新会社の年商目標】  5億円/年

*『木材開発㈱』の概要
設 立: 昭和42年1月
社 長: 谷 嘉昭
本 社: 大阪市住之江区新北島1-6-33
資本金: 4800万円
従業員: 180名
事業内容: 木材の廃材原木加工・販売。一般廃棄物・産業廃棄物の収集・運搬・中間処理。建材の加工・販売 ほか
チップ工場:全国7カ所(岸和田、平林、市川、岩槻、藤枝、小松、若松)


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