ニュースリリース

マレーシアで植林に参画

2001年12月12日

大建工業(社長:六車襄二)と伊藤忠商事(社長:丹羽宇一郎)などの合弁企業であるダイケンサラワク(マレーシア・サラワク州ビンツル、社長:加藤猛雄)はサラワク州政府が提唱するリサイクル型森林経営プロジェクトに参画し、再生可能な植林活動を行うことにしました。

【背  景】
マレーシアは環境保全、木材資源保護の観点から、ITTO(注)の指導に基づいた持続可能な森林経営を行い、現在は毎年13−1400万立方㍍の原木を伐採していますが、将来の計画として、2015年には天然木で1,000万立方㍍、植林木で1,600万立方㍍の原木生産を見込んでいます。植林木の供給を増やし、リサイクル型林業への転換を目指しています。そのため、100万㌶の植林用地を用意し、有力林産企業にライセンスを発行し、植林活動を展開しています。
ダイケンサラワクは製材会社から排出される端材・廃材を原料にMDF(中比重の木質繊維板)を生産する未利用資源活用型の事業展開を図っていますが、この州政府方針に賛同するとともに、リサイクル・リユースの観点から循環型資源形成に向けた積極的な事業展開の一環としての植林事業を開始します。

*大建工業は住宅・建材分野において、木材チップを利用した木質繊維板事業、鉄鉱石の残滓利用による鉱物繊維板事業、火山性ガラス質材料活用によるダイライト事業などで省資源や未利用資源の活用やリサイクルに早くから取組むなど、資源循環型社会形成に積極的に取組んでいます。
*伊藤忠商事は環境に配慮し、持続型森林経営および植林を支援しています。また、紙パルプ用チップ輸入でも他社に先駆け森林認証(FSC)チップの取り扱いを開始しております。

(注)ITTO 熱帯木材の貿易問題を取り扱う国際熱帯木材機関
         International Tropical Timber Organizationの略

【植林の概要】
1,植林ライセンス  1998年12月取得、60年間のリース
2,植林地    マレーシア・サラワク州のシムラジャウ地区
         (ビンツル市の北52km)
3,植林地面積  5,500㌶
4,植林対象面積 約3,500㌶(500㌶/年×7年の計画)
5,植林樹種   アカシア マンギュウム
6,伐採時期   7〜8年(胸高直径 20〜25cm)
7,収穫予想量  70,000立方㍍/年(年間成長量 20立方㍍/㌶)
8,植林予定   年内に植林地を整地し、雨期の間に苗木植林する。
9,利用方法   将来、廃材とともにチップ化し、MDF用の原料とする。


【ダイケンサラワクの概要】
1,社 名    DAIKEN SARAWAK SDN.BHD
2,資本金    6,000万マレーシアリンギット(約24億円)
3,株 主    大建工業    55%
         伊藤忠商事   15%
         現地サラワク側 30%
4,所在地    マレーシア・サラワク州ビンツル
5,操 業    1996年6月
5,生産品目   MDF
6,生産量    100,000立方㍍/年間
7, 原 料    地元製材工場から排出される端材をチップ化しファイバーとして利用。将来は植林木も一部混入予定。




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