DAIKENの床
傷つきへの配慮
長く使い続けるために。
テーブル・イスなど
テーブルやイスなどをひきずると、フロア表面の傷、凹みの原因になります。
椅子やテーブルなどの家具が床と接する面にフェルトや柔らかいゴムキャップなどをつけてください。
傷を防ぐだけでなく、防音上も効果的です。但し、ゴムキャップの素材によっては、床面に跡が付いたり、変色等を起こすものがありますので、ご注意ください。
また、むやみにひきずらないように気をつけましょう。
フェルト等についた異物を定期的に取り除くようにしてください。
座イス
背もたれと座面の接続部の金具などで、床に凹みや傷を生じさせる座いすがあります。そのような座いすは使用しないでください。
重量物
ピアノ等の重量物を置く場所には、重量を分散させるために脚部の床上に小幅の板や、専用のインシュレーターを必ず置き、移動する場合には必ず持ち上げて移動させてください。
※ピアノや大きな書棚などの重量物を置く場合は、床構造上、強度が必要ですので、施工店に事前に確認してください。
車イス
●製品によっては床面に傷・汚れが発生しますので、車イス対応製品以外では使用できません。
●車イス対応製品でも、車イスのタイヤの種類やタイヤの劣化により床面にタイヤ跡が付く事があります。またタイヤに付着した土砂により床面に傷が付くことがあります。
●車イスは、折り畳める軽量タイプ(おおむね20kg程度)をご使用ください。電動車イスの場合、自重が大きく床材に影響を与える場合があります。
滑り止め付きスリッパの使用
弊社床材はすべて一般的なスリッパや靴下履きでの歩行を想定した設計となっています。滑り止め加工付きスリッパは床面との摩擦により床面が磨耗され、傷や艶引けが生じますので使用しないでください。
鏡面調化粧のフロアについて
鏡面調化粧のフロア「ハピアフロア石目柄Ⅱ(鏡面調仕上げ)、エクオスミラー」は、艶が高い塗装仕上げのため、凹み傷やすり傷、艶引けなど生活上の傷が目立ちやすくなる場合があります。
◆凹み傷
同程度の凹みでも光の加減で鏡面調仕上げの方が目立ちます。
◆艶引け(艶落ち)
椅子の脚やスリッパに砂埃などが付着していると、椅子の使用箇所や歩行動線などで細かな擦り傷が付き、艶引けすることがあります。
こまめなホコリの掃除やキッチンやトイレなど毎日スリッパを使用する場所などは敷物をご使用することをお勧めします。
掃除機(ロボット・サイクロン方式など)の注意《要注意!》
ロボット掃除機は砂埃や小さな固形物が床表面にあるとロボット掃除機のローラーや底部に付着し、それを引きずって床材表面のツヤが落ちたり、傷の原因になる場合があります。
また、湿式タイプのロボット掃除機やスチームモップは床の継ぎ目や目地から水分が浸入し、変色や捲れ、膨れの不具合の原因の恐れがあるため、使用しないでください。
マット・カーペットの固定
カーペットや玄関マットのズレ防止に粘着テープを使用しないでください。
はがす時にフロア表面が変色、変質、剥がれなどの恐れがあります。
カーペットやマットを長期間床の上に敷きっ放しにした場合、床面が変色したり、表面にゴムマットの跡が付いたり、表面に細かい傷が発生し艶引けが発生する場合があります。
フロアーコーティング剤(厚塗り表面コート剤)
表面コート剤(フロアコーティング)は、はがれ、膨れ、白化、粉吹き、変色、床鳴り、ひび割れ等の不具合を発生する恐れがありますので使用しないでください。DKワックスネオをご使用ください。
キャスター付きのイスや家具
- 【キャスター非対応フロアをご採用の場合】
- ●キャスターは床面が損傷するため使用しないでください。凹み傷や剥離の原因となります。使用する場合はカーペットを部分敷きにするなど必ず床面を保護し、時折フロアに損傷がないか確認してください。
- 【キャスター対応フロアをご採用の場合】
- キャスター対応フロアは一般フロアに比べ、キャスターによる凹み傷が付きにくい分性能を持っていますが、状況によって凹み傷や剥離が発生することがあります。
- ●金属製キャスターや球状キャスターは床面が損傷するため使用しないでください。
- ●キャスターはプラスチック製のものをご使用ください。
- ●キャスター使用頻度が高い箇所は床面が損傷するため、カーペットなどを敷いて床を保護してください。
- ●キャスターにごみや埃が付着した状態で使用すると床面に傷が付くことがあります。