DAIKENの床
シミ・変色・ひび割れへの配慮
美しさを維持するために。
直射日光
窓際は紫外線の影響により床面が変色します。直射日光が長時間当たりやすい場所は、カーテンやブラインドで直射日光をできるだけ遮るようにしてください。特に突き板仕様の化粧面は経年により変色(退色)が進行するため、カーペット等を使用した場合、カーペットを使用した部分と使用しなかった部分との色差が生じます。
キッチン・洗面所
台所や洗面所周辺など、常時水が飛び散る恐れのある場所では水濡れおよび転倒防止、床面の汚れ艶引け防止のためマットを敷いて表面を保護してください。
タバコ
火のついたタバコや高温のアイロン、やかん、鍋等を直接置いた場合に発生する焦げ跡は一度つくと取れません。
また、表面化粧材が熱により一度変色や変形すると元にはもどりません。
タバコのヤニはアルコールを染み込ませた布で拭き取ってください。
それでも取れない場合は、施工された業者や補修業者に相談ください。
シンナーやベンジン、漂白剤などをご使用の場合は、適切な希釈が必要になります。
適切な希釈を行わないで薬品を使うと床表面の変色、変質の可能性があります。
これらの薬品をご使用の場合は補修業者などとよくご相談ください。
観葉植物
床面は水濡れにより膨れ・変色が発生するため、鉢には必ず水受け用の皿などを敷いて床面を保護してください。
また紫外線の影響により床面は変色しますので時々置く場所を移動させてください。
トイレ
- ●床にこぼれた小水や結露水をそのまま放置しておくと、便器と床材の隙間や継ぎ目に入り込み、アンモニアによる黒シミが生じますので、速やかに拭き取ってください。
- ●トイレ用洗剤(酸性・アルカリ性)が床に付着すると黒く変色することがあるため、速やかに拭き取ってください。
- ●トイレの足元はすりキズが付きやすくなりますのでマットを敷いて保護することをお勧めします。
敷物《要注意!》
クッション性のあるEVA樹脂製や一般の敷物で、床面を変色させる恐れのあるものがあります。
特に白色・淡色系床材では目立つ可能性がありますので、敷物の注意書きの確認や時折敷物下を確認するなど注意してください。
ときどき敷物を移動させて空拭きしたり、汚れがある場合は中性洗剤や中性の床クリーナーで拭いてください。
暖房器具
暖房器具などの熱風や反射式ストーブの熱により床面にクラック(ひび割れ)が生じたり、継ぎ目に隙間ができるおそれがありますので、使用しないか、熱が直接床にあたらない配慮をお願いします。
※床表面に断熱性のあるシートなどを敷くことをおすすめします。
水濡れ・湿気
床面を長時間濡れたまま放置すると、変色・シミ・ひび割れ、基材の膨れ、単板の剥離等の原因となります。また床面が濡れていると滑りやすく、転倒の恐れがあり危険です。速やかに乾いたタオル等で拭き取ってください。
窓やテラス側からの雨水の吹き込み、サッシなどの結露による水滴などにもご注意ください。
湿気の多い環境や結露などにより、床材の含水率が高くなると、変色の原因となります。換気や結露対策を行ってください。
DAIKENの床
健康・安全への配慮
ホルムアルデヒド
特に新築やリフォーム直後、気温が高くなる夏期には、床材や室内の建具・家具・カーテンなどからホルムアルデヒドが放散し、目がしみたり臭いを感じることがあります。
室内が長期間密閉状態になることがないように、ふだんから通気や窓を開けるなどして換気することが大切です。
また24時間換気システムをご使用の場合は、運転スイッチを切ったままの状態にせず、常に新鮮な空気を供給できるようにしましょう。