見せる収納とは?おしゃれ見えのコツ5つと実例10選を紹介

見せる収納とは?おしゃれ見えのコツ5つと実例10選を紹介

おしゃれで人気の高い「見せる収納」について徹底解説。隠す収納との違いや使い分け方、見せる収納を活用するポイントをご紹介します。DAIKENおすすめの見せる収納実例10選もお届けしますので、「収納をおしゃれに見せたい!」という方はぜひ参考にしてみてください。

見せる収納とは?

見せる収納とは、収納物が外から見える状態で収納するスタイルのことです。気に入っているインテリア小物やアクセサリーなどを見せたいときにも活用されます。

見せる収納の最大の特徴は、「収納物を取り出しやすい」ことです。また、モノをインテリアとしてあえて見せることで、お部屋の雰囲気をグッとおしゃれにしてくれます。

使用頻度の高いアイテムは、出し入れしやすい見せる収納にするのがおすすめです。形やサイズ、デザインを揃えておくと、よりおしゃれな収納になります。同じ形の収納ボックスにしまったり、容器を移し替えたり、カバーを付けたりして統一感を演出してみましょう。また、お部屋の雰囲気に合わせて、おしゃれな小物や趣味で集めているモノを飾るのもおすすめです。

見せる収納と隠す収納の違い

見せる収納と隠す収納の違い
見せる収納と隠す収納の違い
見せる収納 隠す収納
定義 外から収納物が見えるように収納する収納スタイル。 外から収納物が見えないように隠して収納する収納スタイル。
収納するモノ 頻繁に使うモノ
インテリアになる/したいモノ
【具体例】
・よく着用する衣類
・お気に入りのアクセサリー
・お気に入りのフィギュア
・おしゃれな食器
・CDやレコード
・本や雑誌
色やサイズがバラバラなモノ
掃除やメンテナンスが面倒なもの
【具体例】
・シーズンオフの衣類
・ハンカチなどの小さいリネン類
・冠婚葬祭用のバッグ
・カラフルなティッシュボックス
・カラフルなパッケージの洗剤類

見せる収納に対して、「隠す収納」があります。ホコリなどがつきやすいものや部屋のインテリアを考えたときに見えないほうがよいモノには、隠す収納が適しているでしょう。例えば、使用頻度の少ない衣類やハンカチなどのリネン類、使用機会が少ないバッグなどは、ホコリをつけずに美しく保つためにも隠す収納が適しています。

隠す収納は、「部屋全体をすっきり」と見せてくれる優れものです。見せる収納に比べて出し入れの手間がかかりますが、収納物の掃除やメンテナンスが少なくて済むというメリットがあります。隠す収納は、そのままで置いておくと生活感が出てしまったり、お部屋が散らかって見えてしまったりするモノの収納にうってつけです。

おしゃれな部屋づくりには、「見せる収納」と「隠す収納」のバランスが重要です。どちらの収納を選ぶかは、収納するモノによって使い分けましょう。

おしゃれな見せる収納を実現するコツ5つ

収納するモノの統一感を意識する
見せる収納と隠す収納を組み合わせる
余白をつくって抜け感をプラスする
モノの定位置を決めて使用後はすぐに片づける
インテリア小物を飾る

お部屋をおしゃれにする、見せる収納のポイントをご紹介します。ただやみくもに見せてモノをしまうのでは、片付けてもすっきりとまとまっていない印象を与えてしまいます。見せる収納を使いこなすために、3つのポイントをしっかり押さえておきましょう。

収納するモノの統一感を意識する

収納するモノの統一感を意識する

見せる収納は、収納するモノに統一感をもたせることですっきりと見せられます。収納するモノの素材・色・大きさ・形を揃えることで、モノが多くても雑然とせず、きちんとした印象になります。例えば、ティッシュボックスや洗剤ボトルなど、パッケージがカラフルな製品が多いアイテムは、色味を統一するよう心掛けましょう。

もし、色味を揃えるのが難しいようであれば、小物ケースやボックスに入れて隠すと生活感が出ません。

見せる収納と隠す収納を組み合わせる

見せる収納と隠す収納を組み合わせる

モノを収納する時は、すべてを見せるのではなく、隠す部分を設けることも大切です。隠す収納を使うことで、見える収納がアクセントとなり、お部屋をよりおしゃれな印象にしてくれます。見せる収納に慣れないうちは、視界に入る部分の半分以下を見せる収納にしてみましょう。

余白をつくって抜け感をプラスする

余白をつくって抜け感をプラスする

収納するモノの定位置を決めるときは、「余白」を意識してみてください。モノを詰め込んでしまうと、おしゃれに見えないだけでなく、取り出しにくくなったり、衣類であればシワがついてしまったりします。

収納には、あえて隙間をつくることで抜け感が生まれ、洗練された印象が高まります。ただし、隙間をつくりすぎると収納できる量が減ってしまうため、リビングなどのモノが多い場所には隠す収納も活用して、収納力と洗練さを両立するのがおすすめです。

収納するモノのサイズによって配置を決める

収納するモノのサイズによって配置を決める

壁一面の見せる収納など、背が高い収納棚を使用する場合は、サイズの大きなモノを下方へ、小さなモノを上方へ置くとすっきりと見えます。使用頻度の高い小物類は、腕を上げて取り出しやすい位置に置くと良いでしょう。また、安全性の観点から、重いモノは下方、軽いモノは上方に置くことをおすすめします。

モノの定位置を決めて使用後はすぐに片づける

モノの定位置を決めて使用後はすぐに片づける

見せる収納をきれいなまま維持するため、収納物の「定位置」を決めましょう。よく使うモノは手の届きやすい場所に、時々使う重いモノは足元、たまに使う軽いモノは上部にしまうのが基本です。安全性と使い勝手に考慮した定位置なら片付けも簡単です。

見せる収納は、維持できなければかえってお部屋が散らかって見えてしまうため、何度出し入れしても元の位置に戻せる配置決めが肝心であることを意識しましょう。

インテリア小物を飾る

インテリア小物を飾る

インテリア小物を飾ることで、生活感を適度になくした、おしゃれなお部屋を演出できます。その際、小物の色やサイズ、素材など、他の収納物の世界観と統一するのがポイントです。

ただし、収納物に統一感がない状態で小物を飾ると、かえってごちゃごちゃとした印象になってしまいます。小物を飾るときには、まずは収納物に統一感を出すという基本を守ってから、プラスアルファとして飾りましょう。

【部屋別】見せる収納の実例10選

自宅の場所別に、見せる収納を使ったアイデア例を集めました。家具やインテリアを選んだり、設置する場所を決めたりする参考にしてください。

リビング:テレビを中心にまとめたロの字型収納

リビング:テレビを中心にまとめたロの字型収納

テレビを中心に見せる収納と隠す収納をバランス良く配置した壁面収納です。DVDプレーヤーやゲーム機などを配線が多いものを隠す収納へ、本やお気に入りのオブジェを見せる収納へ収納することでおしゃれさと実用性を兼ね備えたリビング収納を実現しています。割れ物の食器や花瓶などを飾るときは、収納棚にガラス扉を取り付ければ落下の心配がありません。

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リビング:インテリアなどの装飾品を主役に。おしゃれの王道

リビング:インテリアなどの装飾品を主役に。おしゃれの王道

コレクションやオブジェを上下や左右の目立つ場所に配置し、インテリアの主役として際立たせています。装飾品にあえてサイズの異なるものを選ぶことで、見栄えも良くしています。お気に入りのコレクションを飾りたい方におすすめのアイデアです。

家具と同様、シルバーやベージュといったグレイッシュな色味で統一することで、おしゃれで落ち着いた雰囲気を出すのも重要なポイントです。

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リビング:「見せる」と「隠す」のバランスが良い大容量収納

リビング:「見せる」と「隠す」のバランスが良い大容量収納

広いリビングなら壁一面に壁面収納を設置することで、抜群の収納力を確保できます。その際、おしゃれに見せるなら見せる収納と隠す収納のバランスが大切です。全ての収納棚を見せる収納にすると生活感満載でごちゃごちゃとした印象になり、全ての棚を隠す収納にすると殺風景な印象になりかねません。

テレビやワーキングスペースを中心に一部分だけ見せる収納にすることで、モノの取り出しやすさと見た目の美しさが両立するでしょう。

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ダイニング:よく使うアイテムは見せる収納で使い勝手の良さを実現

ダイニング:よく使うアイテムは見せる収納で使い勝手の良さを実現

ダイニングは食器類やテーブル周りの備品など、収納したいモノが多いため、見せる収納だとごちゃごちゃとした印象になりがちです。普段愛用しているマグカップなどのよく使うアイテムだけを見せる収納に、ほかのアイテムを隠す収納に収納すれば、使い勝手が良く、かつ、衛生面の心配もありません。

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ダイニング:食卓の目の前に設置したい便利な食器棚

ダイニング:食卓の目の前に設置したい便利な食器棚

食卓を準備するときは人の行き来が多くなるもの。ダイニングテーブルの真横に食器棚があれば、食事の準備も楽です。また、ちょくちょくつまみたいお菓子やインスタント食品を収納しておけば、いつでも手軽に小腹を満たせます。

収納棚に収納ケースを入れて、こまごまとしたモノを収納するときはケースにラベルをつけて、内容物がすぐにわかるようにしておくと良いでしょう。

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キッチン:よく使う家電や調味料も、おしゃれ見せ

キッチン:よく使う家電や調味料も、おしゃれ見せ

頻繁に使う調理家電やカトラリー、調味料もおしゃれに見せている収納アイデア例。全体の色調が統一されているため、家電などが見えていても生活感が出過ぎません。キッチン雑貨やストック用品など、色や形がバラバラなものはしっかり隠されています。

調理中は使用するものが多く、食事の前に後片付けに追われることもしばしば。しかし、見える収納を活用すれば、調理の片付けがすばやく行えて、家事の時短にも繋がります。

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キッチン:扉の色に合わせて統一感をもたせたキッチン収納

キッチン:扉の色に合わせて統一感をもたせたキッチン収納

ダイニングがすっきりと見えないときは、扉の色に注目してみてください。部屋の扉や収納の扉の色・床材の色を統一することで、空間全体がすっきりとおしゃれに見えます。あえて壁の色とは異なる色を選ぶと、こまごまとしたモノを置いても悪目立ちしにくくなるのでおすすめです。

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勉強コーナー:リビングに置きたいワークスペース

勉強コーナー:リビングに置きたいワークスペース

PC周辺器具や書類など、収納物が多い仕事部屋は隠す収納だらけになりがちです。マグネットの壁を見せる収納として活用することで、淡白すぎないおしゃれ空間に。仕事のスケジュールを貼ったり、趣味で撮った写真を貼ったりと、多目的に利用可能です。

棚も一部だけを見せる収納にすることで、開放感のあるお部屋に仕上がります。

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寝室:モノが多い人必見!洋服やバッグもインテリアに早変わり

寝室:モノが多い人必見!洋服やバッグもインテリアに早変わり

お気に入りの洋服やバックなどのアイテムを見せる収納例です。好きなモノをすべて隠して収納するより、目に見える場所にしまうことで気分も上々。モノが多く収納場所に困っている方に特におすすめです。

靴下や下着など、細々としたものは隠す収納へ。その際、同じカゴを使用して統一感を演出しましょう。

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寝室:お気に入りのモノに囲まれた空間でぐっすり

寝室:お気に入りのモノに囲まれた空間でぐっすり

1日の疲れを癒す寝室は、お気に入りのモノに囲まれた空間に仕上げましょう。見せる収納に趣味のモノや家族の写真を飾れば、心からリラックスしながら就寝できます。カウンターと椅子を設置すれば、縫物や編み物などちょっとした作業もできるため、お休み前の癒し時間を堪能できるでしょう。

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理想的なオーダー壁面収納を実現するためのステップ

【ステップ①】好みのイメージを決める

大建工業「MiSEL」のカタログ表紙画像。画像には木目フローリングを使用したリビングが写っており、右側の白が美しいテレビ壁面収納は、テレビボード、本棚・飾り棚、天袋が一体になったハイタイプ。壁面収納の引出しの扉はホワイトアッシュの木目で、取っ手なしのタイプ。大きな窓から日ざしが差し込む明るい室内には、窓側奥にロータイプのオープン棚、画像の左にはラグが敷かれ、ソファやサイドテーブルがある。手前にはgreenのスツールが置かれている。マリメッコのクッションや天然木のサイドテーブルなど北欧テイストでまとめられている部屋。
大建工業「MiSEL」のカタログを無料プレゼント

カタログを見ながら、理想のリビングのイメージを探しましょう。オーダー壁面収納は、お部屋の表情をつくります。理想的な空間づくりを実現するために、機能やデザインを幅広くチェックしてみましょう。

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間取り・壁面収納家具の設置場所にお悩みの方は、収納プランニングソフトをご用意しておりますので、ぜひお試しください。

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【ステップ②】実際にオーダー壁面収納を見てみる

大建工業ショールーム、お近くのshopでオーダーリビング壁面収納の施工事例をご覧いただける様子を解説した画像。手前には白いカウンターがあり、奥の白い壁にはシルバーのDAIKENロゴがみえる。LEDの明るい照明
大建工業ショールームでオーダーリビング壁面収納の施工事例をご覧いただけます。

オーダー壁面収納を、カタログやシュミレーターを使ってイメージを膨らませた後は、やはり実際に製品を見て色や素材を確かめたいですね。ショールームでは、オーダー壁面収納をご覧いただけます。
ぜひ実際に触れて、品質の良さを確かめてみてください。

⇒大建工業ショールームについてくわしくはこちら

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