環境配慮製品:環境調和型製品の拡大
環境調和型製品の拡大
大建工業グループは、木質資源・未利用資源の有効活用を図った「エコ素材」の開発・製造・販売を通じて、循環型社会の実現に努めています。また、すべての事業活動において温室効果ガス、廃棄物、化学物質等の排出削減に取り組み、環境保全と汚染の予防を図っています。
住宅から非住宅までさまざまな領域で活躍するDAIKENの『素材』『建材』
素材
木質資源を有効利用 |
![]() : インシュレーションボード 建築解体時の廃木材などを原材料に使用しているグリーン購入法特定調達物品に該当する木質繊維板 ![]() |
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![]() : MDF 製材端材などを原材料に使用しているグリーン購入法特定調達物品に該当する木質繊維板 ![]() |
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鉱物資源を有効活用 |
![]() : ダイロートン 製鉄時の副産物であるスラグを繊維化したスラグウールを主原料としたロックウール吸音板 ![]() |
![]() : ダイライト 再生材料であるスラグウールと未利用資源であるシラス(火山灰)を有効活用した無機質パネル ![]() |
環境ラベル
公益財団法人日本環境協会のエコマークや、日本繊維板工業会のグリーン購入法マーク、リサイクルマークなどの環境性能や取り組み姿勢を示すラベルを表示し、お客様が環境に配慮した製品を選ぶときの手助けとさせていただいています。
マークの 種類 |
名称 | マークの 運営主体 |
マーク表示の 意味合い |
当該製品 |
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エコマーク | 公益財団法人日本環境協会 | ライフサイクル全体を考慮して環境保全に資する商品と認定し、表示する | ダイロートン、シージングボード、床下地材、養生ボードなど |
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グリーン購入法 マーク |
日本繊維板工業会 | グリーン購入法における特定調達品目である公共工事の再生木質ボードの判定基準に適合していることを示す | MDF、インシュレーションボードなど |
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リサイクル マーク |
日本繊維板工業会 | 環境負荷低減に取り組んでいる製品や事業活動に対し、シンボルマークとして付与する |
エコ素材の売上高の推移
インシュレーションボード、MDF、ダイライトなどのエコ素材を中心とした素材事業の2023年度の売上高は733億円、日本環境協会のエコマーク認定商品の売上高は62億円となりました。
※ エコマーク認定商品の売上高は、エコマーク認定期間(契約日に基づく1年間)ごとに集計しています。
素材事業の売上高推移
グリーン調達の推進
大建工業グループは、環境に配慮した製品づくりを実践するため、「DAIKENグリーン調達基準」に基づき、すべての製品に使用する部品・材料について、お取引先の皆様と一緒に環境負荷の少ない原材料の調達を推進しています。
2013年度から、当社グリーン調達の浸透度を測定するため、お取引先から「グリーン調達に関する調査表」をいただくとともに、「合法性木材の担保に関する調査表」や「化学物質の非含有に関する証拠書類」を提出いただくことで、グリーン調達基準の順守状況の把握に努めています。