【テレワークに最適な防音対策】快適な環境を作れるリフォーム例も解説
生活音が気になってテレワークがはかどらないときは、防音対策をする必要があります。線路や道路などの家の外から聞こえる音が気になる場合も、防音対策が必要になるでしょう。そこで、テレワークに適した防音対策について解説し、具体的なリフォームプランをご紹介。防音対策をしてもテレワークに集中できない場合の対処策もいくつか解説するので、ぜひ参考にして、作業効率アップにお役立てください。
テレワークで意識すべき防音対策の種類
テレワークで意識すべき防音対策には3つの種類があります。それぞれどのようなときに行う必要があるのか見ていきましょう。
生活音の防音対策
家族の話し声やテレビの音など、家の中の生活音は集中できない原因になります。リビングなどのオープンスペースに仕事用の場所がある場合はある程度は仕方のないことですが、個室でも家の中の生活音が気になるときは、より積極的な防音対策が必要になります。
屋外の騒音に対する防音対策
工事の音をはじめ、車や電車の音など屋外の騒音が気になる場合は、屋外の音を遮る防音対策が必要です。また、公園や学校が近くにある場合も、外で遊んでいる子供の声などが気になるでしょう。ワークスペース周りに防音対策を施し、集中できる環境を作りましょう。
WEB会議や通話時の防音対策
WEB会議や通話の機会が多い方は、他の部屋に会議中・通話中の声がそのまま届いてしまわないよう、配慮する必要があります。つい会社にいるような気分になって大声を出してしまうと、家族への迷惑になります。また、防音対策をすることで、聞かれたくない情報などもガードできるでしょう。
テレワークを快適にするためのおすすめ防音対策
まずは簡単に防音対策をする方法をご紹介します。いずれも工事不要なので、気になる対策から取り入れてみてはいかがでしょうか。
テレワーク専用の部屋を確保する
家事をしながら、あるいはお子さまの世話をしながら仕事をするとなると、リビングやダイニングにワークスペースを設けるのが便利なように思えます。しかし、リビングやダイニングでは家族の生活音が気になり、仕事の作業効率は著しく低下するでしょう。
音を気にせずに仕事をするためにも、個室を使うことを検討してみてはいかがでしょうか。部屋の窓やドアを閉めて作業をすることで、室内外の音への対策ができます。個室内を防音パネルなどで対策すると、さらにテレワークに集中できる環境を整える事が出来ます。
後付け吸音パネルを付ける
テレワークをする空間の音環境を改善するために、後付けできる吸音パネルを利用するのはいかがでしょうか。声が室内に反響するのを抑える吸音性能があるので、WEB会議を行う機会が多い方に特におすすめです。
また、後付けできる吸音パネルは壁にフックで取り付けて使用するので、大掛かりな工事は不要です。
耳栓・イヤホンをする
耳栓やイヤホンなどで物理的に外部の音をシャットアウトすれば、手軽に防音効果を得られます。音楽を聴きながら仕事をする方は、雑音を聞こえにくくするノイズキャンセリング効果のあるイヤホンを選ぶと良いでしょう。
ただし、音楽が作業効率を低下させてしまう可能性もあります。イヤホンを使って仕事をするときは、作業に集中できるBGMを選びましょう。歌詞がないインストゥルメンタル系の曲や、言語を知らない外国のポップスならば、言葉を気にせずに音楽だけを楽しみやすくなります。
パーテーション
作業する机の周りにパーテーションを立てることで、簡易的な個室空間を作れます。吸音効果のある素材のパーテーションならば、より快適なワークスペースを作れるでしょう。
また、パーテーションを立てると、仕事とは無関係なものが視界に入りにくくなるため、集中しやすいというメリットもあります。同じ室内にテレビなどの作業を邪魔するものがあるときは、パーテーションを立てて見えなくしてしまうのはいかがでしょうか。
防音カーテンを使ってみる
防音カーテンは個室で作業する方におすすめの対策方法です。声が室内に響くのを抑える効果があるので、WEB会議や電話の機会が多い方にもおすすめです。ただし、防音カーテンは窓の大きさによって適切なサイズが異なるため、別の部屋では使いづらい点にも注意しましょう。家の中にいくつか作業スペースがある方は、移動可能な防音性能のあるパーテーションのほうが良いかもしれません。
テレワークの防音対策におすすめのリフォームプラン3選
防音効果をより高めたい方は、ワークスペースのリフォームもおすすめです。防音を意識してリフォームプランを立てれば、より集中しやすい空間を作ることができるでしょう。また、これから新築住宅を建てる予定の方も、防音対策をしたテレワーク用のスペースを作っておくと便利です。おすすめのプランを3つご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
黙々集中!自宅にオフィスを
WEB会議や電話の機会が多い方なら、納戸などの空間を書斎にリフォームしてみるのはいかがでしょうか。天井と壁は遮音パネルと吸音ウールを下地材とすることで、防音効果の高い空間が出来上がります。また、遮音性能のあるドアを設置する事で、会議や電話の音漏れに配慮できます。
机の前の壁面飾り棚を取り付ければ、作業に必要なものがすぐに手に取れるので、無駄な時間を省くことができます。
部屋を簡易防音し、高さを調整できるカウンターでスタンディングスタイルでの業務にも
書斎として使える空間がない場合は、寝室内にワークスペースを設けることもできます。天井には吸音性能のある材質を選ぶことで、不快な生活音や、室内の響きを和らげることができます。WEB会議や電話での会話も響きにくくなるため、仕事への集中力も高まるでしょう。
壁に棚板を取り付けてデスクとして使用すれば、狭いスペースでも作業空間を作れます。棚板の高さは調整できるので、自分に合った作業しやすい高さを選び、腰や肩に負担がかからないようにしましょう。
省スペースでも防音対策!
寝室や個室の一角をワークスペースとする場合は、デスクスペースの横に後付けタイプの吸音パネルを取り付けると、WEB会議や電話の音が響きにくくなり、より一層快適な空間で仕事をしやすくなるでしょう。また、24時間換気システムの給気口にサイレンサーを取り付ければ、外部の雑音も気になりにくくなります。
また、このような場合は壁に取り付けるタイプの省スペース型のデスクが便利です。デスクを使用しないときは扉を閉めておけるので、部屋がすっきりと見えるだけでなく、仕事関係のものが外部から見えにくくなるというメリットもあります。
今のお部屋の吸音対策にはDAIKENのオトピタがおすすめ
天井や壁の内装材に遮音性能や吸音性能のある素材を導入することで、室内の防音効果は高まります。しかし、大がかりな工事が必要になることもあり、費用も日数もかかることがあります。
手軽にお部屋の吸音対策をしたいなら、後付けタイプの吸音パネルはいかがでしょうか。DAIKENのオトピタは簡単に壁に取り付けることができ、大掛かりな工事不要で吸音効果を高めることができます。インテリア性も高いので、部屋のアクセントとしてもおすすめです。
オトピタには中~高音域用や低~中音域用などの4つの種類があり、オーディオルームやリスニングルームを作る際にもご利用いただけます。音にこだわりたい方も、音の響きを抑えたい方も、オトピタで理想的な空間を手に入れましょう。
テレワークに集中できないときは?
防音に配慮したワークスペースを設けても、どうしても気が散って、テレワークに集中できないというケースもあるでしょう。このような場合は、もしかしたら見える範囲にあるモノが原因になっているのかもしれません。机の上やデスクから見える範囲にモノを置かないようにして、集中できる環境を作りましょう。
以下の記事でおすすめの対処方法をご紹介しているのでぜひご覧になってください。
防音効果に注目してテレワーク空間を作っていこう
テレワーク空間の防音性を高めることで、仕事に集中しやすくなり、作業効率を高めることができます。また、吸音性能のある素材を導入すれば、室内の音が響きにくくなるので、WEB会議や電話がしやすくなるでしょう。
DAIKENではテレワークのスペースとしておすすめの壁面収納や、遮音性能・吸音性能のある内装建材も幅広くご用意しております。また、後付けできる吸音パネル「オトピタ」なら、さらに簡単にテレワーク向けの空間を作れるでしょう。今後ますます増えると予想される在宅ワークに対応するためにも、ぜひDAIKENのアイテムをご検討ください。