アップフロントカーボン
アップフロントカーボンは、建築や製品のライフサイクルにおける製造および建設の初期段階で発生するCO2排出量のことです。主に建材の製造や運搬、施工など、運用前のステージでの環境負荷を示しています。
建築物のライフサイクル全体を通じた環境負荷を最小限に抑えるためには、アップフロントカーボンの削減が重要視されています。
日本では、特に設計段階での炭素評価が注目されており、建設・設計業界では建設費用とCO2排出量を比較しながら効率的な設計を導入している傾向です。
欧州の一部の国や米国の一部の州では、アップフロントカーボンの情報開示がすでに義務化されており、日本でも国際基準を満たしたCO2排出削減への対応が求められています。
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<監修>
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今西 千登瀬
- 有資格
- 2級建築施工管理技士・宅地建物取引士・インテリアコーディネーター・不動産キャリアパーソン・リビングスタイリスト1級・住宅ローンアドバイザー・賃貸住宅管理業務管理者