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置き畳でお手軽! 洋風のリビングを和モダンな部屋に

置き畳でお手軽! 洋風のリビングを和モダンな部屋に

洋風の生活スタイルが定着した現代では、和室のない住宅も多くなりました。しかし、一方では畳敷きの和室が見直される動きもあり、ホテルなどをはじめとして洋風のスタイルにマッチするスタイリッシュで和モダンな部屋も増えています。気軽に足を伸ばしてくつろいだり、小さなお子さんと昼寝をしたりと、畳は日常生活をより豊かにしてくれますが、大がかりなリフォームを躊躇される方もいるでしょう。
こうした悩みを解決してくれるのが「置き畳」の存在です。
今回は、そんな置き畳を使ったフレキシブルでおしゃれな部屋づくりについてお伝えします。

【置き畳の基礎知識】置き畳と琉球畳の違いは?

DAIKEN REFORM MAGAZINE

置き畳によく見られるのは、半畳タイプの正方形で縁(へり)のないものです。
この畳は古くから沖縄に伝わる「琉球畳」と非常によく似ているため、現在では置き畳全般を琉球畳と呼ぶ場合もあります。 それでは、本来の琉球畳はどのようなものなのでしょうか?

●琉球畳の特徴
琉球畳は、もともと沖縄で栽培されていた七島イ(しちとうい)という草でできた畳です。現在、七島イは大分県のごく少数の農家でのみ生産されています。
畳縁(たたみべり)は畳表の消耗を防ぐためのものですが、七島イは通常のイ草よりも丈夫なので、縁のない主に正方形の畳(正方形以外もあります)が、琉球畳の基本的なスタイルとして定着しました。
また、一般的な畳のメンテナンス方法には畳表を剥がし、その裏面を再利用する「裏返し」がありますが、琉球畳は「裏返し」ができません。琉球畳に使われる七島イは、耐久性に優れていますが硬く、柔軟性に欠けるのがその理由です。


●置き畳の特徴
置き畳は「ユニット畳」や「システム畳」とも呼ばれ、置きたい場所にフレキシブルな設置ができる畳を指します。
畳表には、琉球畳のように七島イを使ったものもありますが、主流はイ草やポリプロピレンでつくられたものです。
一般的なサイズは82cm×82cmの正方形で半畳のタイプ。重さは約3kg前後と軽くてコンパクトなので、持ち運びが楽で簡単に設置できるのが利点です。

置き畳と琉球畳、どちらを選ぶ?

置き畳と琉球畳

一般的な置き畳と琉球畳が材料以外で大きく違う点は「厚さ」です。フローリングなどに置いて使うことを前提とした置き畳の厚さは通常13〜15mmほどですが、琉球畳の厚さは一般的な畳と同等の55mm程度です。琉球畳を置き畳として使用すると、その厚みでかなりの存在感を放ちます。そのため、重厚感のある和の空間を演出したい方には琉球畳が向いています。
また、もっとカジュアルでモダンな雰囲気を楽しみたい方には薄い置き畳がおすすめです。
軽くて出し入れが簡単なので、お部屋の模様替えも楽にできます。

ここからはリビングに馴染みやすく、手軽に取り入れられる置き畳のアイデアをご紹介します。

【置き畳のアイデア】リビングを和モダンにコーディネート

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置き畳の特長は、何といってもその使いやすさ。床の工事などは必要とせず、マットやラグのように置くだけで、和モダンな空間がつくれます。 最近のものは畳表のカラーバリエーションも充実しているので、2種類の色を交互に配置して市松模様にするなどのおしゃれな演出も可能です。

また、置き畳は敷きたい場所に必要な分だけ敷けるのも魅力です。 例えば、こんな使い方はいかがでしょうか?

●置き畳をラグ代わりのリラックススペースとして使う
リビングのソファでくつろぐのが好きな方は多いと思いますが、たまには床に座って足を伸ばしたいと思うこともあるでしょう。置き畳をアクセントラグのように置けば、床座りがしやすくなります。 日本人はソファがあってもその前の床に座ることが多いので、置き畳があればリラックスするためのスペースがつくれますよ。

●小さなお子さんにぴったり!お昼寝スペースとして使う
ごろ寝したくなった時や洗濯物をたたむ時、幼い子どもの昼寝や遊びのスペースを手早く用意したい時なども、置き畳があると非常に便利です。不要な時はサッとしまえてフレキシブルに使えるのも、置き畳が持つ大きなメリットといえるでしょう。

●冬は置き畳を敷いてコタツスペースとして使う
冬の寒い季節になると、こたつでくつろぎたくなる方も多いのではないでしょうか? 日本で昔から慣れ親しまれてきたこたつと畳の相性は言わずもがな。フローリングのお部屋に設置することで、和モダンな雰囲気をつくり上げてくれます。
また、ほどよい厚みのある置き畳は床から来る底冷えを防ぎ、こたつの保温性を高める効果ももたらします。

おしゃれで使いやすいDAIKENの置き畳

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手軽に和モダンな部屋をつくりたい時に、おすすめなのがDAIKENの置き畳です。DAIKENの『ここち和座 置き敷きタイプ』なら、フローリングの床に置くだけで、簡単にくつろぎスペースをつくれます。

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例えば、カフェ風のおしゃれな洋室に『ここち和座 置き敷きタイプ・彩園〈ベージュ〉』を置けば、雰囲気のある和モダン風のリラックス空間をつくり出せます。2色の緯糸(よこいと)で編みこまれた畳表の彩りも部屋のアクセントになります。

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また、光を反射する銀色の経糸(たていと)が織り込まれた『ここち和座 置き敷きタイプ・彩園 煌(きらめき)〈灰桜色〉』を設置すれば、見る角度で表情が変わる畳表が幻想的で高級感のあるホテルライクな空間を作り出してくれます。

DAIKENの置き畳『ここち和座 置き敷きタイプ』は、独自の技術による和紙(※)を畳表に使用しており、肌触りが良く、耐久性に優れています。加えて、撥水性の高さやカビの発生、ダニの増殖を抑える機能も備えています。サイズも82×82cm、厚さ13mm とコンパクトですので、不要な時は押し入れなどにすっきりと収納できます。
畳本来のほどよいクッション性もあり、転倒時の衝撃を吸収してケガのリスクを軽減します。また、ラインアップのひとつ『ここち和座 置き敷きタイプ 清流』は、消防法で定める防炎試験に合格した防炎商品なので、より安全性を求める方の要望にも応えられます。

さらに『ここち和座 置き敷きタイプ』は、色数も豊富に取り揃えています。2色の糸を交えて織ったものに加え、織目のバリエーションにも変化を持たせ、豊富な色柄から好みの組み合わせを選ぶことができます。色柄の組み合わせは下記のページでシミュレーションが可能なので、ぜひお試しください。

「畳のカラーコーディネート」

大がかりなリフォームをせずにくつろげる和室が欲しい、和モダンな部屋づくりをしたいといった場合には、DAIKENの置き畳がそのお手伝いをいたします。ラグを敷くような感覚で、フレキシブルに個性的で和モダンな部屋づくりをお楽しみください。

(※)機械すき和紙を使用しています。コウゾ・ミツマタ等を使用した手すき和紙ではありません。また、本ページで記載の和紙の畳とは、畳のおもて部分のことを指し、畳床部分まで、全てが和紙製ではありません。



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