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「兵庫県まち・ひと・しごと創生推進事業」に賛同し寄付

~県内の林業活性化への貢献を目指す~

大建工業株式会社(大阪市北区、社長:億田正則)は、兵庫県が進める「兵庫県まち・ひと・しごと創生推進事業(森林の恵みをフル活用できる活動)」主旨に賛同し、企業版ふるさと納税制度により、50万円を寄付いたしました。寄付金は県立森林大学校での教育実習資材や県民向けオープン講座での教材費用等に活用いただきます。
なお、2024年3月27日には感謝状贈呈式が行われ、兵庫県より感謝状を拝受いたしました。当社からは兵庫県産の木材チップを原料とした木質繊維土壌改良剤『DWファイバー』を用いた寄せ植えを謹呈しております。

感謝状贈呈式での感謝状拝受の様子

感謝状贈呈式での感謝状拝受の様子
(左)兵庫県服部副知事 (右)当社執行役員の遠藤

『DWファイバー』製品イメージ

『DWファイバー』製品写真

【寄付の背景・経緯】

県土の約7割を森林が占める兵庫県では、企業版ふるさと納税の地域創生プロジェクトの一つに林業従事者の育成等を進める「森林の恵み活用プロジェクト」を設けています。国産木材の活用を積極的に推進する当社は、かねてより兵庫県と木材の有効活用において連携しており、今回においても、国産材を使用する企業として中山間地域の循環型林業へ貢献したいとの思いに加え、森林減少を食い止めることが木質資源の安定調達にもつながることから、本プロジェクトの主旨について賛同し、寄付を決定いたしました。

【兵庫県との取り組みについて】

当社は、国産木材を用いた床材の開発にも取り組んでおり、床製品のベースとなる床基材においても、積極的に国産木材を使用しています。あわせて、製材端材を解繊処理して植物の生育促進効果のあるフルボ酸を添加した土壌改良材『DWファイバー』や、植物の生育を阻害する要因物質を無害化し、野菜や花卉の最適な栽培環境を整える木質培地『グロウアース』を開発するなど、国産木材の新たな用途展開も進めています。
そのような中、兵庫県とは、床基材への兵庫県産材の活用事例のほか、産官学包括連携協定締結による、淡路産の竹チップを混入した「竹混合ファイバー」の試験開発(※)や、当社が加工した県産材木製品の寄贈など、様々な連携をとりながら県産木材の需要拡大に取り組んでまいりました。

当社は今後も持続可能な木質資源の積極的な活用や、森林保護プロジェクトへの賛同などを通して、資源循環・循環型社会の実現に貢献してまいります。

※詳細は2020年10月2日付け当社リリース「淡路島産竹チップ混合ファイバーの利用拡大に向け“産官学包括連携協定”を締結」を参照

【表彰式の概要】

1 日時 令和6年3月27日(水)13:15~13:45
2 場所 兵庫県庁2号館6階 服部副知事 応接室
3 出席者 (1)大建工業株式会社
執行役員 国内製造本部長 兼 エコ事業部長 遠藤 稔
エコ事業部 特命担当部長 福知 義久
次世代事業開発部 部長補佐 清水 一里

(2)兵庫県
副知事 服部 洋平氏
農林水産部 次長 塩谷 嘉宏氏
農林水産部 林務課長 峯 陽治郎氏
4 贈呈式の内容 企業から目録贈呈、副知事から知事感謝状の贈呈
5 寄付金の使途 県立森林大学校での教育実習資材や県民向けオープン講座での教材費用 等
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