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マレーシア・サラワク州で奨学基金を設立

大建工業(社長:井邉博行)ではこのたび、歴代役員で積み立てていた相互会積立金を廃止するのに伴い、その資金を、当社と深い関係にあるマレーシアで木材関連の勉学に励む学生を対象に、奨学金として寄付することを決定いたしました。

サラワク州学生への支援は、奨学金制度の運用で実績のある現地木材協会「Sarawak Timber Association(以下STA)」を通じて行われることになっており、7月5日には、当社社長井邉博行がサラワク州クチンにあるSTA本部事務所を訪問し、『大建奨学資金』として約110,000マレーシア・リンギット(日本円で400万円)の目録を手渡しました。

大建グループとマレーシア・サラワク州は、フロアー台板の調達をはじめ、現地のMDF2工場(ダイケンサラワク社、ダイケンミリ社)の操業や植林事業などで深い係わり合いを持ち、大変親密な関係を築いてまいりました。
この度、長年お世話になっていることへの感謝の意をこめて、歴代役員の浄財を、同州の木材産業の発展を支える人材育成の奨学金として寄贈することになりました。


■ 奨学援助の内容


【奨学金の対象学生】

  • マレーシア・サラワク州にあるUPM(University Putra Malaysia)農科大学の学生を中心に奨学金の対象者を決定します。
  • その他対象となる大学として、UKM(University Kebangsaan Malaysia)国立大学、UTM(University Technology Malaysia)工科大学などが挙げられます。

【奨学金の金額】

  • 110,000マレーシア・リンギット(RM)(日本円で約400万円 ※RM1=36円)
  • 6名が3年間大学で勉学できることを前提に試算しております。

【奨学金を受ける学生の選択】

  • 奨学金制度の運用で実績のある現地木材協会「Sarawak Timber Association(以下STA)」を通じて、奨学金付与者を決定します。

    ※STAとは:サラワク州で木材産業関連業者・約600社が構成員として活動を行っている木材協会。木材産業に従事する方々への社会保険や福利厚生の提供、奨学金の提供、最新技術の研究や教育といった活動を通じ、サラワク州の木材産業の発展に寄与しています。ダイケンサラワク社もSTAのメンバーです。

【今後の予定】

  • 奨学金の寄付は、今後は大建グループとして継続することも検討中です。


『大建奨学資金』の目録を手渡し、サラワク木材協会のダトー レオ チャイ会長(写真右)と固い握手を交わす大建工業㈱社長の井邉博行(写真左)。
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