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解体木材を再利用~リサイクルチップ工場が稼動

大建工業(社長:井邉博行)は、木材開発株式会社(社長:谷嘉昭)との折半出資によるエコテクノ㈱(社長:半田和夫)を設立し、リサイクル木材チップ工場(神奈川県相模原市)の建設を進めてきましたが、このほど完成し、5月から本格稼動することになりました。

大建工業はリサイクル木材チップや未利用資源を住宅建材の原材料として活用するなど、資源再利用、産業廃棄物埋め立てゼロをめざした事業を進めておりますが、古材チップの用途開発や製品化技術でノウハウを持つ当社と、木材の廃材処理・加工・販売等で多くの実績を有する木材開発㈱とでエコテクノ㈱を平成13年12月に設立し、首都圏における建築解体材を中心に、廃木材のリサイクル化をめざして古材チップ事業のためのチップ工場の建設を進めてきました。

エコテクノ㈱相模原工場は今後、首都圏で排出される解体材などを回収、チップ化し、木質ボード用原料や燃料用材として再利用します。
古材の処理能力は初年度3,000トン/月でスタートし、3年後には6,000トン/月に倍増する計画で、年間売上は初年度で約5億円を計画しています。

大建工業では、これまでにも、古材チップを同社の畳ボードやシージングボード(外装下地材)をはじめとする木質繊維板の原材料に活用するなど、廃木材のリサイクル化に取り組んでまいりました。今後、エコテクノで生産された古材チップは、当社製品の原材料として使用するとともに、これまでの技術力とノウハウを活かした様々な新素材・新用途開発を進めて、木材資源の有効活用とリサイクル化に寄与してまいります。

<エコテクノ㈱の概要>
(資本金)   3000万円(*出資比率: 大建工業50%、木材開発50%)
(設 立)   平成13年12月21日
(社 長)   はんだかずお半田和夫(大建工業(株)・産業資材事業部)
(本社所在地) 東京都中央区日本橋本町2−7−1 イトーピア日本橋本町ビル
                        (大建工業・東京事務所内)
【相模原工場の概要】
(所在地)    神奈川県相模原市(田名工業団地)
(敷地面積)   6,341㎡
(工場延べ面積) 4,020㎡
(建設費用)   約5億円
(古材回収見込) 3000トン/月

【新会社の年商目標】  5億円/年

『木材開発㈱』の概要
設 立: 昭和42年1月
社 長: 谷 嘉昭
本 社: 大阪市住之江区新北島1-6-33
資本金: 4800万円
従業員: 180名
事業内容: 木材の廃材原木加工・販売。一般廃棄物・産業廃棄物の収集・運搬・中間処理。建材の加工・販売 ほか
チップ工場:全国7カ所(岸和田、平林、市川、岩槻、藤枝、小松、若松)


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