
防音対策で騒音ストレスを低減! ちょこっと防音リフォームで寝室を快適に
「音」は人によって感じ方が異なるといわれます。また、同じような音でも場所や時間帯によって感じ方が変わることもあります。同じ部屋にいても、日中にはさほど気にならなかった物音が夜には不快に感じることはないでしょうか? 夜間は周囲が静かになるため、屋内外の生活音や車の音などがうるさく思えることが多いようです。こうした音が寝室に聞こえてきて、気になって眠れないといったことがあれば、ストレスになり体にもよくありません。
そのような場合はなんらかの騒音対策が必要でしょう。しかし、騒音そのものをなくすのは難しいことが多いので、検討したいのが寝室への防音対策です。住宅の防音といえば大がかりな工事になりそうなイメージがあるかもしれませんが、そうとは限りません。ちょっとした工夫でできる寝室の防音対策を知っておきましょう。また、大がかりな工事をしなくてもピンポイントな防音リフォームで寝室を静かで快適にできるDAIKENの「ちょこっと防音プラン」をご紹介します。
周囲の音がうるさくて眠れない!

寝室はゆっくり眠り十分な休息をとるための場所ですから、静かなことが望まれます。しかし、昼間にはあまり気にならない物音が夜の寝室に響くことがあります。例えば、近隣の住宅から漏れてくるテレビの音や話し声、ペットの鳴き声、自動車やバイクの音、屋外に置かれたエアコン室外機の音、同居の家族による隣室や廊下の生活音……。
騒音の感じ方は人それぞれですが、こうした物音はいったん不快に感じると、気になって仕方なく、ゆっくり眠りたいのに眠れなくなってしまいます。また、眠れない日が続くと大変なストレスになりますし、うつなどの病気にもなりかねません。最近では、このような音のトラブルに悩む人が意外と多いようです。
近年、一般的な居住環境において騒音トラブルが増加する傾向にあり、全国的にも「騒音」は自治体に寄せられる公害についての苦情件数の最多を占めています。ここでいう騒音トラブルは上述のような物音、いわゆる生活騒音によるものが多く含まれます。
このタイプの騒音は日常生活につきものですが、発生元がわかりづらい、人間関係がからむなど解決がむずかしい問題です。騒音自体をなくすことが困難なケースも多いことから、快適な住環境を守るためには自宅の防音対策が重要といえるでしょう。
寝室の騒音対策は?

もし、寝室で騒音が気になっているなら、対策を考えましょう。まずは、比較的手軽にできる方法をご紹介します。
・遮音(防音)カーテンを設置する
カーテンを閉めるだけでも室内に入ってくる騒音を軽減できますが、防音効果のあるカーテンを窓辺だけでなく壁全体にかけるのがおすすめです。カーテンレールを新たにつけるのが大変であれば、つっぱりポールなどを利用しましょう。カーテン一枚で音が気になるときは二重にすると防音効果が高まります。
・うるさい壁際に本棚や衣装棚を設置する
家具の配置を見直すことで、壁越しに聞こえる音の対策ができます。音のする壁際に家具を置くことで遮音になります。特に本や衣類を収納している家具ならより効果的です。家具は壁にぴったりつけるのではなく、数センチ離して設置するようにしましょう。そうすることで、2重壁のようになり効果的に音を遮る事ができます。
・ホワイトノイズで騒音を緩和する
夜間にちょっとした生活音が気になるのは周囲が静かなためですが、耳に心地よい音(ホワイトノイズ)を流し、不快な雑音を意識させないようにする方法があります。そのために使う機器がホワイトノイズマシンと呼ばれるもので、波の音や木々の揺らぎ音などリラクセーション効果のある音を発生させます。動画配信サイトなどでも同様の音声が多数アップされていますので、お好みのものを探してみるのも良いでしょう。寝付きが良くなる効果も期待できるので、夜眠る際に使ってみてはいかがでしょうか。
・耳栓やイヤーマフを使用する
耳栓やイヤーマフで耳に入ってくる雑音をシャットアウトする方法もあります。耳栓は直接外耳に差し入れて使い、イヤーマフはヘッドホンのような形状で耳全体を覆うタイプで、どちらもさまざまな素材・形状のものがあります。イヤーマフは遮音性能は高いものの、基本的に睡眠時に寝返りが打てないことには注意が必要です。
また、耳栓で「睡眠用」「就寝時」と明記されている製品であれば、災害警報やアラーム音が聞こえるよう作られています。
これらの対策を複数組み合わせれば、より効果があると思われます。
ちょこっと防音リフォームで快適な寝室づくり
以上のような対策をしても十分ではない場合、防音リフォームの必要性があるかもしれません。とはいえ、あまり大がかりな工事はしたくないという場合におすすめしたいのが、DAIKEN製品を使った「ちょこっと防音プラン」です。

寝室の防音をしたい場合、このリフォームプランでは、壁全体を交換するのではなく、隣室や廊下に面した間仕切り壁への防音施工と、ドアの『音配慮ドア』への交換をご提案しています。施工内容をご紹介すると、壁内部に『吸音ウール455』や『気密遮音コーキング333K』を充填し、表面は『遮音パネル12.5』にクロスを貼って仕上げます。この施工により、通常の間仕切り壁に比べ音漏れを35〜40%軽減できます。加えて、『音配慮ドア』は、一般的なドアに比べ音漏れをおよそ50%軽減します。
ウッド調をベースにした『音配慮ドア』は、スタイリッシュな色とデザインのバリエーションが豊富です。優れた防音や気密の性能に加え、インテリア性の高いお部屋づくりに最適です。静かで快適、そしておしゃれな寝室づくりなら、ぜひ、DAIKENのリフォームをご検討ください。
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