公共・商業施設の設計に役立つヒントを発信しています

【第2回】保育施設の安全について考える 床がはらむ危険性

保育現場で多発!子どもの転倒について

■子どもの転倒事故に設備面から備えておく

元気に走り回る子ども達にとって、転倒は日常茶飯事。保育施設において設備面で転倒に備えておくことは、子ども達の安全を守る他、保育士さんや園を運営する方たちの安心感にもつながります。

■約7割が床に関するアクシデントの経験あり

幼保施設の床にはらむ危険性について、現役の保育士・幼稚園教諭へDAIKENが独自調査を行ったところ、約82%の方が「危ない」と感じていました。その方達へアクシデントへとつながった経験について聞くと、約7割の方が「経験がある」と答えています。

◎保育施設の床について「危ない」と感じたことはありますか

保育の安全

◎「危ない」と感じたことが、アクシデントへとつながった経験はありますか

保育の安全

以前ご紹介した「室内ドアに関する調査」において、アクシデントにつながった経験をお持ちの保育士・幼稚園教諭は全体の59.2%でしたが、床については71.8%の方に経験があることからも、転倒対策の重要性が感じられます。

■床ですべって転倒することに危険を感じている

さらにどんな事態を「危ない」と感じたか聞いたところ、約68%の方が「すべって転倒する」ことを危険と感じたことが分かりました。

◎床について、これまで「危ない」と感じたことは何ですか

保育の安全

子どもは頭部に重心のバランスがあり、危険への予測能力も充分ではないため、すべって頭を打つこともしばしば。そこで、床に高いクッション性があるとケガのリスクを軽減できるため、保育士さんの安心感へとつながります。

■保育士さんが子どもの転倒を見かける回数って?

また、1日の勤務につき何回程子どもの転倒を見かけるかについて聞いたところ、約43%の方が「3回以上見かける」と回答。驚くことに11回以上見かけている方も約9%いらっしゃいました。

◎1日の勤務につき、多い時で何回ほど子どもの転倒を見かけますか

保育の安全

はしゃぎ回る子どもたちの転倒回数を減らすことは恐らく難しいでしょう。そこで、転倒してもケガのリスクを抑える設備面での備えが、安心・安全な幼保施設運営に求められています。

【設備面での備えの例】
衝撃を優しく受け止めるクッション性の高い床材は、転倒によるケガのリスクを抑えてくれます。もとからクッション性のある畳以外でも、裏面にクッション材が貼られたフローリングもおすすめです。

・クッション性のある木質フローリング
・畳

いつも注意深く子どもたちを見守っている保育士・幼稚園教諭が、ほんの少し目を離した隙に起こってしまう転倒トラブル。予想外のアクシデントに備え、保育施設では子どもの転倒に備えた設計プランを用意しておきましょう。

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