DAIKEN Architect News vol.7 | もっと知りたい!DAIKEN

測定・分析業務を幅広く引き受ける R&Dセンター 環境測定・分析サービス

R&Dセンター 環境測定・分析技術研究室 大山 靖 氏

お話を聞いた方 R&Dセンター
環境測定・分析技術研究室
大山 靖 氏
DAIKEN 環境測定・分析サービスイメージ

DAIKEN R&Dセンターにある環境測定・分析サービスは、空気や音環境の測定・分析から、商品・材料の試験まで幅広く手掛けています。中でも近年需要が高まっているのは、空気質測定と石綿(アスベスト)分析。空気質測定については、学校施設の新築・改修工事時に室内の空気質を調べることが義務化されたことが大きいです。石綿分析に関しては、今では使用が禁止されている石綿を含んだ建築物の解体が、2020年~30年にピークを迎えることが要因です。解体作業へ進む前に、その建物に石綿が使われているかいないかをハッキリさせておく必要があるのです。
私たちのようなメーカーがこういった分析機関をもつことは、実はあまり多くありません。ですが、メーカーとしては皆様に安心して使っていただくことが一番大切。1990年代シックハウス症候群が問題になった時に、「DAIKENの製品は安全です」と伝えられるよう、分析サービスを始めました。また、過去にはDAIKENでも石綿を含む建材を販売していましたので、そういったメーカー側が、きちんと解体・廃棄されるまでお手伝いすることは、社会的にも大変意義があると考えています。
他にも防音や防火材料の試験など、住宅・公共空間など場所を選ばず、幅広い測定・分析サービスをご提供しています。まずはお気軽に、窓口までご相談いただけると嬉しいですね。

環境測定・分析サービス イメージ画像01(実験器具)

環境測定・分析サービス イメージ画像02(顕微鏡)

R&Dセンター環境測定・分析サービス
5つの測定・分析領域
  • 空気質測定

    公共商業物件・学校・住宅等の室内化学物質の測定に。シックハウスの原因ともなる、ホルムアルデヒド・揮発性有機化合物(VOC)を測定します。

  • 石綿(アスベスト)分析

    吹付材、および建材中・天然鉱物中の石綿分析を実施します。建物の解体・改修工事前の事前調査にお使いください。

  • 防音性能測定

    床衝撃音レベル、空気音遮断性能を測定します。住宅や店舗の隣室・上下階室との騒音トラブル回避、音楽室の新築・改修時の性能評価に。

  • 防火材料試験

    建築材料の発熱性試験(コーンカロリーメーター)を行います。品質管理や、防火認定の予備試験などにご活用ください。

  • 材料のホルムアルデヒド・VOC放散速度測定

    建築材料のホルムアルデヒド、揮発性有機化合物(VOC)放散速度を測定します。材料の評価や、認定予備試験などにご活用ください。

特に需要が
高まっている
「空気質測定」「石綿(アスベスト)分析」の現場を見学させていただきました!
  • 【空気質測定】
    測定員が現場に向かい、空気を捕集する「アクティブ法」と、依頼者自身で測定器を設置・サンプルを送付していただく「パッシブ法」の2種類があります。集めたサンプルを薬剤に溶かして抽出し、ホルムアルデヒドとVOCの濃度を測定する機械にかけて分析。結果を詳しく解説した報告書をお送りします。
    空気質測定 測定器を操作する測定員 01 空気質測定 測定器を操作する測定員 02
  • 【石綿(アスベスト)分析】
    検査をしたい吹き付け材および建材を細かく砕き、サンプル用の試料にします。その後、X線回折装置と顕微鏡観察の二重体制で、アスベストが含まれているかどうか、含有量等を測定します。
    石綿(アスベスト)分析 測定器 石綿(アスベスト)分析 顕微鏡を覗く検査員