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環境「中期環境計画」

大建工業グループは持続可能な社会の実現に向けて、具体的な目標を設定し環境保全活動に取り組んでいます。

中期環境計画

資源循環型社会と低炭素社会の実現に向けて、すべての事業活動において具体的な目標を設定し、環境保全活動に取り組んでいます。
また、2016年度からの第5次中期環境計画の策定においては、以下の基本方針のもと、5つの切り口に沿って重点課題(マテリアリティ)を特定し、活動項目と目標を設定しました。

基本方針 経営と一体となって継続的に環境保全を進める。
切り口
  • 製品の環境配慮
  • 低炭素社会実現への貢献<温暖化防止>
  • 資源循環型社会実現への貢献<省エネ・省資源>
  • 生物多様性への配慮
  • 環境リスクマネジメントの強化

環境経営のマテリアリティ

環境経営のマテリアリティ

第五次中期環境計画(2016年度~2018年度)

第五次中期環境計画(2016年度~2018年度)における目標・計画は、以下のとおりです。

製品の環境配慮

取り組みテーマと内容 2018年度の目標 2017年度の実績
環境配慮製品の拡充・拡販を通じて、中計最終年度(2018年度)の売上目標達成に寄与する。 環境負荷低減に貢献する環境配慮製品の開発 新製品発売品目
5アイテム/年
5アイテム

低炭素社会実現への貢献

取り組みテーマと内容 2018年度の目標 2017年度の実績
木材利用による炭素固定化を促進する。 木質再生ボード供給による固定化 炭素固定化量(CO2換算)800千t-CO2/年
749千t-CO2/年
(内訳)
MDF:608千t-CO2/年
IB:141千t-CO2/年
エネルギー起源CO2※排出量を削減する。
※燃料の燃焼、他者から供給された電気又は熱の使用に伴い排出されるCO2
国内生産拠点での排出削減 排出原単位 62.5(t-CO2/億円)以下
(電気使用のCO2排出係数は、2013年度に固定)
60.4(t-CO2/億円)
(電気使用のCO2排出係数は、2013年度に固定)
省エネ設備導入、設備の効率化
運転等による省エネ推進
総排出量 110,000t-CO2以下/年
(電気使用のCO2排出係数は、2013年度に固定)
103,000t-CO2
(電気使用のCO2排出係数は、2013年度に固定)
物流・輸送部門での排出削減
モーダルシフト化率の向上、積載率の向上
エネルギー使用原単位
44.7kl/百万トンキロ以下(年平均1%以上削減)
46.8kl/百万トンキロ
営業・事務部門の排出削減
節電対策の徹底
CO2排出量 1,500t-CO2以下 1,600t-CO2

資源循環型社会実現への貢献

取り組みテーマと内容 2018年度の目標 2017年度の実績
3R※を推進し、最終処分量を削減する。
※発生抑制(Reduce)、再使用(Reuse)、
再生利用(Recycle)
廃棄物のリサイクル利用、有価物化推進 最終処分率(社外埋立比率) 5%以下 7.5%
木材のカスケード利用を推進する。 建設廃材のマテリアルリサイクル利用 古材/バージン材比率:90%以上 93%
木質バイオマスエネルギーの利用(自社消費) 木質バイオマスエネルギー投入量
1,350×1012J 以上
燃料チップ使用量
95千t/年 以上
1,433×1012J

101千t/年

重油・LNG等からバイオマスへの燃料転換の推進 重油削減量(発熱量換算) 35千kl/年 37千kl/年

生物多様性への配慮

取り組みテーマと内容 2018年度の目標 2017年度の実績
生物多様性に配慮した木材調達を推進する。 認証材、国産木材、植林木、再生ボード等の使用比率の向上 非認証の天然木合板の使用比率 15%以下 11.7%
サプライチェーンとの連携を強化する。 サプライチェーンへのグリーン調達の浸透と適正管理 適用会社のカバー率(同意書入手率)
100%
96%

環境リスクマネジメントの強化

取り組みテーマと内容 2018年度の目標 2017年度の実績
環境リスクを特定し、未然防止とリスク最小化に取り組む。 環境マネジメントシステムの運用・継続的改善 環境事故・違反 0件 0件
環境教育の実施 産業廃棄物講習会の実施
年次別eラーニングの実施
実施完了
化学物質規制への対応力を高める。 化学物質適正管理に向けた仕組みの構築・運用
(管理システムの導入も検討)
仕組み(システム)の運用 管理システムを導入し、新システムで運用中。

【用語解説】

炭素固定化 植物や一部の微生物が空気中から取り込んだ二酸化炭素を炭素化合物として留めておく機能のこと。
樹木が伐採され木材や木製品になっても炭素は固定されたままで、炭素固定量は木材の重さの半分であることが知られている。
MDF Medium Density Fiberboard 中質繊維板の略。木材を繊維状にほぐし、接着剤などを配合してボードに成型した「繊維板」の一種。
IB Insulation Board 軟質繊維板の略。主に木材などの植物繊維を成型した繊維板のうち、密度が0.35g/cm³未満のものを指す。
原単位 製品の一定量を生産するのに必要な各生産要素(原料・動力・労働力など)の量。
各種の生産要素がどれだけ効率良く生産に使われているかを見る有効な指標。
モーダルシフト 旅客や貨物の幹線輸送を、大量輸送が可能な貨車や船舶輸送に切り替えることで、二酸化炭素の排出削減を図ること。
最終処分 廃棄物の減容化、安定化、無機化、無害化を行うことであり、最終処分場では安定化の達成を主要な目的とする。 廃棄物処理法では、最終処分を、埋立処分、海洋投入処分または再生と位置付けているが、最終処分のほとんどは埋め立てによる。
カスケード利用 資源を1回だけの使いきりにするのではなく、使って性質が変わった資源や、使う際に出る廃棄物を別の用途に使用し、その使用の後もさらに別の用途に使用する、という具合に資源を多段階(カスケード)に活用すること。
マテリアルリサイクル 使用済み製品や生産工程から出るごみなどを回収し、利用しやすいように処理して、新しい製品の材料もしくは原料として使うことをさす。ごみを燃やし、その際に発生する熱をエネルギーとして利用することを「サーマルリサイクル(熱回収)」と呼ぶことがあり、これと区別して称される概念。
バイオマスエネルギー エネルギー源として使うことができる、再生可能な生物由来の動植物資源(化石燃料は除く)の総称。
古材/バージン材比率 古材=『建設廃材から得られた木材チップ』、バージン=『製材端材や間伐材などから得られた木材チップ』のこと。建築廃材のマテリアルリサイクル利用を推進するための管理指標としている。
(森林)認証材 森林認証を受けた森林から産出された木材。森林認証制度とは、適切な管理がなされた森林と、そこから切り出される木材に証明(認証)を発行し、ラベルをつけることで、消費者に持続可能性に配慮した木材を選んで買う機会を提供する制度。
森林認証の種類には、森林に対する認証(FM認証)のほか、認証された森林から生産された木材の加工・流通プロセスに対する認証(CoC認証)がある。
再生ボード 木質繊維板、パーティクルボード等の木質再生資源を利用したボード。
サプライチェーン 製造業において、原材料調達・生産管理・物流・販売までを一つの連続したシステムとしてとらえたときの名称。