天井の防音リフォームで快適な音環境づくり ~ホームシアター~ 天井の防音リフォームで快適な音環境づくり ~ホームシアター~

天井の防音リフォームで快適な音環境づくり
~ホームシアター~

「我が家のリビングをホームシアターにして、映画や音楽を思う存分楽しみたい」といったとき、まず注意すべきなのが外部への音漏れです。事前に防音対策を行うことで、近隣に騒音で迷惑をかける可能性を減らせます。
また、せっかくなら質のよい音を楽しみたいものです。天井など防音の方法によっては、室内の音の響き方を改善できます。
そこで、住宅の防音対策をするのと同時にできる、快適な音環境づくりをご紹介します。

目次

我が家の防音対策のポイントは

自宅にホームシアターをつくるなら、防音対策は必須といえます。
一般的に防音というと「音を通さないこと」と考えられがちですが、それは「遮音」のことで、さらに室内の音の響きをコントロールする「吸音」と組み合わせたものを防音といいます。
遮音性能を高めるだけだと逃げ場のなくなった音が部屋のなかで反響するので、音を楽しむには程遠い環境になってしまいます。そのため、遮音と吸音を用途にあわせてバランスよく組み合わせることが大切です。

ホームシアターにしたい部屋に対しては、天井、壁、床や、ドア・窓・換気口といった開口部すべてに防音対策をして、その部屋を防音室にするのが望ましいでしょう。

<防音対策をしたいポイント>

  • 天井:天井には遮音下地材、遮音性能と吸音性能をあわせもつ防音室用天井材の設置がおすすめです。
  • 壁:壁には遮音下地材、吸音材を設置することで、防音効果・音環境の向上が図れます。壁を二重にすることで、さらに遮音性を高めることができます。
  • 床:フローリングの下に遮音マットを敷き込むことで、床からの音漏れを低減することができます。マンションなどでは二重床を設置する方法もあります。
  • ドア:ドアは音漏れの原因になりやすい場所なので、防音ドアを設置することで部屋の外への音漏れを低減することが可能です。
  • 窓:ガラスの窓は音が伝わりやすいため、二重サッシ、内窓などの設置で防音効果を高めましょう。
  • 換気口:換気口内へのサイレンサーの設置や、防音ダクト換気扇などの導入が効果的です。

遮音性を高めるためには、とにかく隙間を無くすことを考え、建材を選ぶ際は重くて厚い材料を選ぶと効果が期待できます。

防音とあわせて音環境も考える

ホームシアターでは室内の音環境を整えることも重要です。
気密性が高い近年の住宅では、音が反響しやすいうえに吸音効果の低いビニールクロスやフローリング材を使用しているケースがあります。その場合、音が逃げにくく響きやすい空間となり、テレビの音や人の話し声といった生活音が部屋の中で反響して残りやすくなります。
常に「反響音」と「残響音」両方の影響を受けるので、少しの生活音でも不快に感じてしまう場合もあります。防音対策で遮音性を高めると、その傾向は強くなります。

そこで活躍するのが吸音材で、適切に設置することで音を吸収させて好みの音環境をつくりだすことができます。建物の構造や部屋の広さによっても必要な吸音材の量は変わってきますので、専門業者に相談しながら音響コントロールをする方がよいでしょう。

遮音と吸音ができる天井材で快適な音環境に

快適なホームシアターをつくるための音響コントロールのポイントとなるのが、主に天井と壁です。

室内の反響音を減らすポイントになるのは天井

部屋の中でも面積が広い天井に吸音性能がある建材を使用すれば、反響音と残響音を低減することが可能です。さらに壁にも吸音材を適切に配置することで、室内の音響コントロールをすることができます。

天井の遮音対策をする際に同時にやっておきたいこと

天井の内側にグラスウールやロックウールなどの断熱材を設置することで反響音を抑えることができ、外壁や内壁の間の空気層によって音の振動が伝わりにくくなります。遮音下地材に遮音シートを設置することで、防振・制振効果も期待できるでしょう。

遮音と吸音ができる天井材として、リビングシアターやホームシアター、ピアノ室などに最適な特殊ロックウール板を使用した音響用天井材などがあります。色柄のバリエーションやデザイン性に優れた製品もありますので、自分の好みにあったものを選ぶことができます。

ホームシアターをつくる際には遮音と吸音のバランスが大切で、用途にあわせた音響コントロールをする必要があるため、部屋全体の防音設計をトータルで考える必要があります。
防音効果を高めるたびにコストも増えていきますので、予算も考慮しながらリフォーム会社や工務店などと相談し、建物にあった適切な遮音材と吸音材を選んでいきたいところです。

※金額は全て目安になります。実際の現場状況や時期によって価格は変動します。詳しくはお近くの施工店様にご相談ください。

※ここに掲載されている情報は2022年11月10日時点のものであり、ご覧いただいている日と情報が異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

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