階段下収納の上手な使い方
形別の収納方法や便利アイテム

せっかくの階段下収納があるのに効果的に活用できていないご家庭も多いのではないでしょうか。この記事では階段下の形状別ごとの収納方法や、スペースを最大限に活かす便利アイテムなど、ここの空間が生まれ変わる上手な収納アイデアをご紹介します。
階段下収納の目的別の使い方
階段下収納は目的を明確にすることで有効活用することができます。目的別の活用方法やアイデアを解説します。
収納場所(隠す場所)として使う

階段下収納は生活必需品などの収納部屋として最適なスペースです。お米や缶詰、食材などの備蓄倉庫として活用が可能です。他にも、家族の洋服や寝具を収納するクローゼットとして利用したり、掃除道具や洗濯機置き場にしたりするのもおすすめです。
生活スペースとして使う

階段下空間を生活スペースとして活用するアイデアもあります。階段下は、人が歩く導線の邪魔にならないため、机やカウンターを設置することで、ワークスペースやテレビ置き場に最適なスペースになります。また、マットやおもちゃ箱、ローテーブルなどを上手に配置して子供が安全に遊べるプレイエリアにしている家庭もあるようです。
おしゃれなスペースとして魅せる

階段下にお気に入りの物を飾ったり本棚にしたりしてインテリアスペースとして活用するのもおしゃれです。インテリア活用する場合は隠すのではなく、魅せることを意識すると良いでしょう。植物などを置くことで、お部屋にアクセントになるカラーを取り入れるのもおすすめです。
階段下収納の形状や構造別の使い方
効果的に活用するためには、形状や構造をよく把握する必要があります。形状ごとに異なる特徴や扱い方のコツをそれぞれ解説します。
斜めの天井の階段下収納
掃除道具やスーツケースなどの収納がおすすめです。扉や整理棚、ドロアーを新たに設置すれば収納エリアを増築できます。収納がキッチンやリビング付近にある場合は、食品保存のパントリーとして活用してみましょう。
低い天井の階段下収納
棚を設置して本棚や小物収納として活用してみましょう。電池やテープ、予備コードやフックなどの日用品は、引き出しやクリアボックスなどを活用してカテゴリー別に分類しておくと便利です。
コの字の階段下収納
約1畳から広い物では2畳ほどの収納スペースを確保することができます。奥行があるため、使用頻度ごとに奥と手前に収納できるよう工夫してみましょう。キャスター付きの収納ボックスやスチールラックがあると便利です。突っ張り棒やポールを設置してコート掛けやシューズラックとして活用するのもおすすめです。
I字の階段下収納
背の高いゴルフ用品や掃除機など縦型アイテムの収納にぴったりです。上部に棚を設置するなど工夫することでデッドスペースを作らないよう意識しましょう。足元のスペースには水や缶詰など重量のある物を置いて、取り出しやすくするのも忘れずに。
階段下収納のお悩み別便利アイテム
スペースを最大限に活かすために、便利な収納アイテムを活用するのがおすすめです。悩みに合わせた収納グッズと活用方法について解説します。
すっきりシンプルにまとめたい:収納ケース
空間をすっきりとまとめたい場合は収納ケースを使ってみましょう。分類して収納することで使用時に取り出しやすくなる点もメリットです。足元や高い位置のデッドスペースに配置することで空間を有効活用できます。
ケースの中を整理したい:ブックエンド
階段下収納でケースを活用する際に役立つのがブックエンド。大きいケースを使用する際にブックエンドを仕切りにすると整理しやすくなるでしょう。特にコの字型階段下収納などケース収納と相性が良い形状の場合、ブックエンドも重宝します。
棚がない:突っ張り棒、ワゴン、スチールラック
階段下収納に棚がない場合は、突っ張り棒やワゴン、スチールラックを活用するのがおすすめです。空間上部に突っ張り棒を配置することでハンガーや洋服を収納可能です。下部にはワゴンやスチールラックなどを活用することで収納容量を増やせます。
壁に物を引っ掛けたい:すのこ、ワイヤーラック
壁に物を引っ掛けたいという場合は、すのこやワイヤーラックを活用するのが有効です。すのこやワイヤーラックを取り付けてS字フックを使用することで様々な物を引っ掛けることができます。モップやホコリ取りなど使用頻度の高い物をかけておくと、すぐに取り出せて便利です。
おしゃれにしまいたい:かご
おしゃれを意識しつつ収納したい方にはかご使いがおすすめです。収納容量がアップすることはもちろん、おしゃれなデザインの物をチョイスすることで空間のアクセントにもなります。
階段下収納は目的や形状を明確にして効率的に活用しよう
階段下収納は空間をどのように使いたいかによって目指す方向性は異なります。また、空間の形状によっても最適な活用方法の幅が広がります。まずは、目的や形状・構造を明確に把握することがポイントとして挙げられます。利用していないスペースをできるだけ減らすことも意識して、ご紹介した便利アイテムを使用してみる術を取り入れてみましょう。
DAIKENではライフスタイルにフィットする階段の建材を取り扱っています。もちろん、階段下空間に収納を取り付けられるタイプの物もございます。階段と収納に関するお悩みやご相談をお持ちの方はぜひDAIKENにお問い合わせください。
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