天井をリフォームする方法とは?
意識したいポイントやおしゃれな天井材を紹介

部屋の中で大きな面積を占める天井。空間全体に及ぼす影響も大きいため、傷んできたらリフォームしましょう。天井のリフォームには、新品のクロスへの取り替えはもちろん、様々な方法があります。このコラムでは、天井のリフォーム方法や事前に確認しておくべきこと、意識したいポイントなどについてご紹介します。
天井はいつリフォームすべき?
経年劣化が目立ってきたときは、天井リフォームのタイミングです。天井にシミや変色が見られるとき、クロス切れが生じたときにはリフォームを検討しましょう。
天井に破損している箇所があると、雨漏りにつながることもあります。こまめに観察して適時リフォームをします。また、部屋のイメージを一新したいとき、防音性や調湿性などの機能性を高めたい場合もリフォームがおすすめです。
天井をリフォームする方法
天井をリフォームする方法は、現状やリフォーム後の理想のイメージによって異なります。主な天井のリフォーム方法を5つ解説します。
修繕する

天井が雨漏りしたり、破損したりしている場合には、クロスや天井板を張り替える前に天井そのものの修繕工事が必要となります。内部が腐食している可能性もあるため、天井の表面だけ綺麗にするのではなく、まずは業者に依頼して修繕工事をしてもらいましょう。
クロスを張り替える

天井の修繕をした後、あるいは天井そのものには雨漏りや破損などのトラブルがないときは、クロスを張り替えます。天井の経年劣化やシミ・変色が気になる場合は、クロスを張り替えるだけで綺麗になります。色や柄を変えて、部屋全体の印象を変えることも可能です。一般的な住宅では天井をクロスで仕上げていることが多いため、販売されている製品の色柄バリエーションが多いのもクロス材の特徴です。
塗装する

クロスが張られていない天井であれば、塗装で仕上げる方法もあります。最近では、すでに貼られているクロスの上から使用できる塗料もあるので、クロスをはがす手間を省けます。ただし、自分でリフォームする場合は、人体に有害な成分を含んでいないかチェックすることが大切です。
天井を高くする/低くする

天井を高くすると開放感を得られます。反対に、天井を低くすると落ち着いた空間になるだけでなく、冷暖房効率を上げることも可能です。天井の高さを変えるには業者に依頼して大掛かりな工事を施す必要がありますが、その分、部屋の雰囲気もガラリと変わるので、自宅の印象を大きく変えたいときは検討してみましょう。
板張りにする

住宅の天井はクロス材仕上げが一般的ですが、板張りにするのもおすすめです。板張りにする方法は、天井の高さを変えるよりも手軽ですが、空間の印象を大きく変えることができます。大建工業ではデザイン性に優れた板張り調の天井材を取り揃えています。
(機能性)天井材を張る

パネル状の天井材には吸音性能・調湿性能・消臭性能などの機能がついているものがあります。例えば、お子さまの遊ぶ声が気になる場合は吸音性能、湿気によるカビの発生が気になる場合には調湿性能、トイレなどの匂いがこもりやすい場所には消臭性能がついた天井材が良いでしょう。リフォームにぴったりなDAIKENの機能的な天井材は以下からご参照ください。
天井リフォーム前に確認しておきたいこと
天井リフォームの際には、まずリフォームの目的を明確にすることが大切です。部屋の雰囲気を変えたいのか、室内の環境に対する不満を解消したいのかなど目的によって工事内容が変わってきます。例えば天井リフォームの目的としては下記のようなものがあります。
- 目的の例
-
- 天井を綺麗に直したい
- 部屋の雰囲気をがらりと変えたい
- 汚れが落としやすい、つきにくい天井にしてきれいに保てるようにしたい
- 音やにおいなど室内環境の不満をなくしたい
リフォームで何をしたいのかをあらためて考えて、目的を明確にしてからリフォームに取り掛かりましょう。
天井をリフォームする際に意識したいポイント
天井のリフォーム方法は前述の通りですが、天井材の種類も豊富にあるため、いざリフォームを始めるとなるとどう進めるべきか迷う方も多いでしょう。そこで、天井をリフォームする際に意識したいポイントを紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
デザイン
天井の仕上げ方には、主にクロス・塗装・板張りなどの種類があります。また、仕上げ方は同じでも、天井の高さを変えると部屋全体の印象が大きく変わります。一般的な白い天井でも模様はさまざまにあるため、デザインにこだわって天井材を選ぶのもおすすめです。
また、板張り天井にすると、木目を生かしたデザインならナチュラルな風合いを演出することが可能です。和室にも馴染み、ナチュラルかつ高級感のある空間に仕上げます。
機能性
天井材の中には、防音性能・消臭機能・調湿機能などの機能を備えたものがあります。例えば、防音性能のある天井材なら子どもの声などの生活音を抑えられます。また、自宅にスタジオを設置する場合にも、防音性能のある天井が良いでしょう。
部屋の臭いが気になる方やペットを飼っているご家庭には、消臭機能付きの天井がおすすめです。また、梅雨や乾燥する冬季に役立つ調湿機能付きなら、年中通して快適な空間を実現できます。
お手入れのしやすさ
天井材の中には、簡単にお手入れができるように工夫されたものがあります。例えば、中性洗剤で直接表面の汚れを拭き取れる天井材は、汚れやすいキッチン周りなどにおすすすめです。
せっかくリフォームしてもお手入れしづらいものでは、劣化が早く進み、次のリフォームまでの期間が短くなってしまいます。また、見た目も悪化し、快適な空間を維持できません。長年使うことを考え、長持ちする天井材を選びましょう。
人体への安全性
天井リフォームの際に念のため注意しておきたいのが、シックハウス症候群への対策です。シックハウス症候群とは、新築物件やリフォームの後に、建材から発生する化学物質などの影響で、目がチカチカしたり、のどの乾燥、吐き気、頭痛、湿疹というような症状を引き起こしたりするものです。
そのため、建材選びの際には、シックハウス症候群の主な原因であるホルムアルデヒドの発散量が少ないものを選びましょう。
リフォームにおすすめのおしゃれなDAIKENの天井材
天井をリフォームするときは、天井材にこだわりましょう。大建工業の天井材には機能性・デザイン性を高められるものが多く、クロスの上から施工可能なものもあります。短い施工時間で見た目や機能性をアップします。
グラビオ羽目板V 古木柄

『グラビオ羽目板V 古木柄』は、木目の立体感ある風合いが特徴の板張り調の天井材です。不燃性の素材のため、防火機能を高めたいときにもおすすめです。ナチュラルなカラーバリエーションは全6色。壁材としても使用できるので、アイデア次第で部屋をよりスタイリッシュな空間に仕上げられます。
クリアトーン12SⅡ

『クリアトーン12SⅡ』は、吸音機能と調湿機能、消臭機能を兼ね備えた天井材です。リビングやダイニングはもちろん、キッチンや洗面所、トイレ、ホームシアター等の防音室にも使用でき、汎用性が高いのが魅力。リフォーム時は天井クロスの上からも施工できるので、工期が短く済みます。
クリアトーン9

『クリアトーン9』は、吸音機能のある天井材です。音の聞き取りやすさにこだわって作られた天井材で、一般的な住宅の石膏ボード+ビニルクロス仕上げの天井の部屋よりも吸音率が高く、広いリビングやピアノ室等に最適です。高機能にも関わらず、リーズナブルなのが嬉しいところです。
マリーナ12

『マリーナ12』は、短時間の施工が可能です。中性洗剤で簡単にお手入れできるので、油汚れなどがつきがちなキッチンや、家族が活発に出入りするリビング・ダイニングへの設置がおすすめです。また、天井クロスの上から施工できるタイプの天井材です。
クリアトーン12SⅡ トイレ天井

トイレ用の『クリアトーン12SⅡ トイレ天井』は、吸音機能と調湿機能、消臭機能を兼ね備えた天井材です。トイレは特に臭いがこもりやすい空間です。家族が多いご家庭は特に、なかなか消臭が追い付かないこともあります。そこで、消臭性能のある天井材を設置すれば、快適に使用することができるでしょう。
天井リフォームでおしゃれかつ機能的な空間を作ろう
天井の劣化が気になった場合や、理想の空間づくりに向けて部屋のイメージを変更したい場合は、天井をリフォームしてみましょう。天井をリフォームすることで、見た目も暮らしやすさもランクアップします。吸音機能や調湿機能、消臭機能などの機能性のある天井材なら、快適さも向上するのでおすすめです。
DAIKENではおしゃれさと機能性にこだわった天井材を豊富に取り揃えております。天井のリフォームをお考えの方は、ぜひDAIKENの天井材をご検討ください。
※ここに掲載されている情報は2023年3月6日時点のものであり、ご覧いただいている日と情報が異なる場合があります。あらかじめご了承ください。