テレワークでホテルを利用するメリットとは?選び方と注意点も解説 テレワークでホテルを利用するメリットとは?選び方と注意点も解説

テレワークでホテルを利用するメリットとは?
選び方と注意点も解説

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、企業のテレワーク導入が身近になりました。テレワークは場所を選ばない働き方が特徴です。導入初期は自宅での業務が一般的でしたが、働く場所が多様化しており、ホテルをワークスペースに選ぶ方が増えています。今回はホテルでのテレワークのメリット・デメリットを事例とともにご紹介します。

目次

テレワークでホテルを利用する人が増えている?

テレワークでホテルを利用する人が増えている?

現在テレワークが可能なホテルが増えています。毎度同じ環境下での作業は、モチベーション維持が難しいうえ、業務の非効率化になります。働く場所の多様化といった背景から、気分転換にホテルを利用する人が増加しています。山梨大学の調査によると、ホテルでのテレワークは30代の増加が多く、12人に1人はホテルでテレワークをしているという結果になりました。ホテル側は、新型コロナウイルスの影響によりホテルの宿泊客が減少しているので、リモートワークプランの提供が多くみられるようになりました。

テレワークでホテルを利用する人はこんな人

テレワークをホテルで実施する人は多いため、ホテルにとっては新しい需要の発見になりました。ホテルを利用する人たちは主に以下のような理由の方が多いです。

  • 自宅にインターネット環境がない
  • 家庭に子どもがいる、生活音がして集中できない
  • 仕事する部屋がない
  • 自分でオン・オフの区切りがつけられない

テレワークでホテルを利用する4つのメリットとは?

テレワークでホテルを利用する4つのメリットとは?

テレワークをホテルで行うことは多くのメリットを生みます。自宅以外での業務はリフレッシュ効果になり、業務効率化に期待ができるなど、ホテルを利用するメリットは様々です。中でも特に注目されている4つのポイントをご紹介します。

1.いつもと違う場所で気分転換

ホテルでのテレワークは周りに気分転換できるアイテムや設備が多く整っています。カフェやワーキングスペースなどは公共の場所であるため、周囲の目線を気にしなければなりません。ホテル利用では自身のタイミングで気分転換が可能です。シャワーを浴びたり、少し疲れた時は昼寝をして業務の効率を上げることが可能です。自分一人の快適な空間に利便性の高いアイテムが揃っているため、ストレスなく集中が可能となります。

2.仕事に集中できる環境

ホテルでのテレワークは、自宅よりも仕事に集中しやすい点が挙げられます。自宅では仕事とプライベートの境界線が引きにくく、オン・オフの切り替えが難しいです。
自宅の場合は、家事をしてしまったり子供の相手をするなど、仕事に集中したくても難しい場合が存在します。ホテルでのテレワークは、集中しやすい環境下で仕事に取り組む事ができるため、自宅でのテレワークより作業の効率化が見込めます。

3.観光や食事を楽しめる

ホテルでのテレワークは空腹時に多くの選択肢があります。徒歩圏内にコンビニや飲食店があり、ホテルならではのルームサービスや軽食販売があるため、食事バリエーションが充実しています。
仕事を終わらせた後に観光地巡りも可能となります。仕事終わりに楽しみがあると作業のモチベーションの向上になるため、仕事を早く終わらせて出かけようといった気持ちが作業効率化に繋がります。

4.セキュリティ面も安心

ホテルでのテレワークはネットのセキュリティ面も安全です。自宅にワークスペースがない場合は、カフェやフリースペースなどで作業します。屋外のWi-Fi環境では、セキュリティ対策が乏しく情報漏洩のリスクがあります。個室で作業するより自由に資料を広げたり、オンライン会議も行いやすく情報が周りに漏れる心配もありません。

テレワークでホテルを利用するデメリットとは?

ホテルテレワークはメリットだけではなくデメリットもあります。ホテルでテレワークを行う場合は、計画性を持った利用が求められます。ホテルテレワークのデメリットを事例とともにご紹介します。

テレワークでホテルを利用するデメリットとは?

余分なコストがかかる

ホテルの利用は自宅と違って費用がかかります。一般的なビジネスホテルで1泊3000円〜ならお手頃価格ですが、宿泊が重なるとそこそこの費用になっていきます。会員制のワーキングスペースや月額制のシェアオフィスとは違い、その都度予約も必要です。ホテルを利用する場合は立地や設備、全体でかかる費用も注意する必要があります。

人によっては効率が落ちる可能性も

ホテルでのテレワークは自分1人しかいないので、ベッドの誘惑に負け寝てしまったり、テレビを見てしまったりと仕事の妨げになるものが多くあります。作業スケジュールを立て、自律精神を持っての使用が求められます。

テレワークのためのホテル選びで重要なポイント10選

テレワークのためのホテル選びで重要なポイント10選

1.インターネット環境

フリーWi-Fiがあるかの事前確認が必要です。テレワークを行うのであれば、インターネット利用できる環境は整っている事が絶対条件です。Wi-Fi接続が不安定な場合に備えて、無線LANがあれば快適に利用できます。特にWeb会議が多い人は、安定したインターネット環境は欠かせません。

2.デスクとチェアの快適さ

ホテルの長時間滞在の場合は、写真などで客室に設置されている机と椅子の確認が必要です。ホテルによっては部屋自体が狭く、ベッド以外は最低限の家具しか設置されていないこともあります。パソコン1台がようやく置ける程度の小さなデスクしかないことも珍しくはありません。テレワークでの業務の効率化を図るうえで、机と椅子は業務に直接影響を与えるため事前の確認が必要です。

3.電源設備環境

ホテルでのテレワークでは電源口確認が必要です。電源タップも事前に借りられるか確認しておくことで、部屋に幾つの電源口があるかを把握ができます。ホテルでのテレワーク実施した時に、電源が足りないケースは多くあるので、事前確認が必要です。

4.利用可能時間

テレワークできるホテルを選ぶ際、なるべく長時間利用できるホテルがおすすめです。同じプランでもホテルによって利用時間は異なります。時間を気にせずゆったりと利用できれば仕事に集中できます。提供されている時間でも、追加料金を支払えば利用時間を追加できます。

5.客室面積

利用する部屋の広さが作業効率に影響する場合もあります。広くゆったり利用できる方が快適に感じる人もいれば、逆に狭い空間の方が集中できる人もいます。自分に合ったスペースを選びましょう。

6.ベッドの有無

ホテルでのテレワークでは基本的にベッドがあります。業務の休憩時にベッドの誘惑に負けるかもしれない方は、事前にベッドがあるかどうかを確認する必要があります。ホテルによってはベッドがない客室もあるので、自身の最適な環境下での業務が重要です。

7.プリンターやコピー機などの設備

業務の内容によってはプリンターやコピー、FAXなどの設備が必要なケースもあります。ホテル館内にプリンターなどの設備があれば、仕事中の移動を最小限に抑える事もでき業務の効率化に繋がります。ホテル館内にプリンターがない場合は、近くのコンビニに確認が必要です。

8.お風呂や寝室などのリラックスペース

仕事は気分転換も必要です。客室のシャワーや大浴場、温泉なども好きな人はチェックしておきましょう。ホテルには大浴場以外にもマッサージがあるホテルがあるので、休憩時間にリラックスするのも良いです。

9.周囲の騒音状況

ホテル選びを行う際は、部屋周辺の騒音状況を把握することがおすすめです。快適にテレワークを行うためにホテルを利用したものの周辺騒音が大きければ集中しにくい環境になります。窓の位置によっても音の大きさが違うため事前に問い合わせすることが必要です。

10.景観・立地

ホテル選びには立地や周辺エリアの利便性が重要になります。快適にテレワークを行う為には自宅からのアクセスや最寄駅からの距離、駐車場などの確認も必要です。ホテル利用までに選定したホテルの下見を行うのが望ましいです。

テレワークでのホテル利用をする時に持っていくと便利なアイテム8選

テレワークでのホテル利用をする時に持っていくと便利なアイテム8選

延長コード

ホテルに確認をしていない場合は延長コードの持参が必要です。机周りやベッド周りなど電源が必要な場所にないケースがあります。コンセントスペースが狭くて電源アダプターが入らない場合もあり、業務が滞る可能性があります。50センチから1メートル程の延長コードや、差し込み部分の角度が変えられる電源タップなどが望ましく、USB延長ケーブルも使用用途が多くあります。

マウスパッド

ホテルの部屋ではテーブルがガラスの場合が多くあります。ガラス机はマウスが効かない問題があります。マウスの使用が困難な場合を想定し用意が必要です。

モバイルディスプレイ

ホテルでのテレワークでは、モバイルディスプレイやタブレットなど用意しておくと便利です。パソコンでオンラインミーティングをしながらメモを取れるうえ、資料作成時に検索しながら利用するなど快適な仕事が可能です。持ち運びしやすくテレワークには最適なアイテムです。

HDMIケーブル

テレワークでホテルを利用する際は、HDMIケーブルの活用も可能です。テレビはHDMI入力端子を備えていることが多いため、HDMIケーブルが1本あれば備え付けのテレビをディスプレイ代わりに利用できます。ホテルによってはテレビの配置が変えられなかったり、勝手にケーブルを抜き差し出来ない構成の場合もあるので、持ち運びモバイルディスプレイを持参によって業務の効率化が期待できます。

有線LAN用アダプタ・ケーブル

ホテルでテレワークを検討される方は有線LAN用のケーブルの用意も必要です。ホテルにWi-Fiは提供されていますが、部屋の配置によって電波が弱い場合や十分な速度が出ない場合があります。有線LANが使える部屋があれば、Wi-Fiよりも安定した通信を確保できます。パソコンが有線LANポートを備えていない場合は、別でLANアダプターを準備するのがおすすめです。ホテルで貸出をしている場合もあるので事前の確認が必要です。

小型Wi-Fiルータ

ホテルテレワークでは小型Wi-Fiも便利です。有線LANでしか十分な通信速度が確保出来ない場合でも、充分にWi-Fiを確保ができ持ち運びが可能です。小さいだけに電波は強くないですが、ホテルの部屋で使用するくらいであれば十分に使用が可能です。

テザリング可能な端末

Wi-Fiの電波が弱く、有線LANもない場合に備え、スマホやパソコンなどでテザリングを使用するのが望ましいです。データ通信量が心配の場合は、比較的料金が安いデータ専用のSIMカードを別に持っていくと良いです。SIMカード持参の場合、普段使っているスマホに入れてしまうと、通常の電話が受けられなくなるので2台目のスマホやモバイルルータを活用する必要があります。

VPNサービス

ホテルのWi-Fiを使用する際にセキュリティが気になる方は、個人向けのVPNサービスの利用が望ましいです。VPNサービスは通信回線を用いる際にデータを暗号化するので通信内容が盗聴される事を防ぎます。VPNサービスはホテルだけではなく、レストランやカフェといった公衆Wi-Fiを使う場合も有効です。信頼できるサービスを契約しておくことで、外出先でインターネットを使用する際も便利です。

テレワークでのホテル利用を東京都も勧めている?

東京都は1泊2000円〜の自己負担でホテルに宿泊できる『社会と家族を守る宿泊型テレワークによるBCP支援事業』を実施しました。
新型コロナウイルス感染症の拡大を受けテレワークを通じて、都内で働く人々の感染拡大防止と経済活動の両立を図ることを目的としています。対象となるのは都内在住か在勤で、都内に住居人がいるか公共交通機関を使用してる人です。都内合計40施設で1日あたり5部屋用意しており6日間連続で宿泊が可能です。

▲出展:https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/tourism/kakusyu/telework/

テレワークでのホテル利用が合わない方はこんな場所がおすすめ

テレワークでのホテル利用が合わない方はこんな場所がおすすめ

テレワークの場所は多様化しておりホテル以外にもいくつか挙げられます。近年コワーキングスペースも続々と増えており、レンタルスペースや物件シェアサービスなどでもテレワークの実施が可能です。ホテル以外でのテレワークが可能な場所は以下になります。

レンタルスペース

レンタルスペースは、広い空間を時間や日単位で貸し切る事が出来る場所です。Wi-Fiや電源設備、プロジェクターなどが揃っており、仕事がしやすい環境が整っています。しかし、レンタルスペースはスペースが広すぎることや金額面でも高価格なサービスが多いため、同僚などと数人で借りるのがおすすめです。

コワーキングスペース

コワーキングスペースとは、一つの場所を共有しながら、個々がそれぞれ違う仕事をするオフィス環境を指します。Wi-Fiや電源、コピー機などの仕事に必要な物は全て揃っており、料金も安く設定されているため長時間の作業にも使いやすい傾向があります。
コワーキングスペースでのテレワーク実施は、異業種の人と交流を深める良い機会にもなります。しかし、個室が無いところが多いため、周囲の会話が気になりやすく意図しない情報漏洩のリスクがあります。セキュリティ対策をするのであれば、個別ブースのあるワーキングスペースが望ましいです。

マンスリーマンション

マンスリーマンションはホテル利用よりも自由度が高く、社宅のように使えるメリットがあります。連日利用してもホテルに比べるとコストは抑えれるため、注目が集まっています。しかし、レンタルスペースに比べると、長期利用で高額になりやすく使用の計画性が必要です。住居貸切はホテルと違って自分で掃除する必要があり、退去時に清掃費用がかかる点にも注意が必要です。

カフェ(飲食店)

カフェでのテレワークは、価格を抑えて効率良く仕事をしたい人におすすめです。予約が必要なくドリンク1杯分の支払いで利用出来るため、急なテレワークにも対応しやすいメリットがあります。お腹が空いてもランチやディナーを兼ねて作業を行えます。

カフェスペースでのテレワークは、混み合うと長時間利用できない、席が空いていないなどのデメリットがあるので、時間帯を調整して使用が求められます。

カラオケボックス

テレワークで穴場なのがカラオケボックスです。最近では様々なカラオケ店がテレワーク利用者用のプランを展開しています。
使用頻度向上の理由は個室なので周囲を気にせず作業ができる、テーブルが広いので資料を広げて作業が可能になり、軽食の注文も可能な点が挙げられます。デメリットは音を切ったとしても隣の部屋の音は聞こえるので、電話やリモート会議には不向きかもしれません。

ネットカフェ

ネットカフェでのテレワーク業務は、個室のため大声で話さなければ自宅と同じように会話が可能です。大人数でのリモート会議では他のお客様に迷惑になるので控える必要があります。フリードリンク設備もあり、電源やWi-Fiが使えるといった環境が整っています。

まとめ

今回はホテルでテレワークをするメリットを事例とともに紹介しました。テレワークのホテル利用は普段の環境を変え業務の生産性の向上を見込めます。今回紹介したホテルでのテレワークの便利グッズや事前の準備を行い、自分に最適なテレワークスペースを作ることが重要です。

※ここに掲載されている情報は2022年7月14日時点のものであり、ご覧いただいている日と情報が異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

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