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大切な家族と住まいのためにDAIKENができること つぎの地震にそなえる

耐震アドバイス

木造プロの耐震アドバイス 被災者として、専門家として、地震対策を考える。 HOU-CEO(大塚住宅技術士事務所) 岡 康

地震対策を考える

 「地震に対して、どのような準備をしていますか?」と問いかけたら、あなたはすぐに答えることができるでしょうか―。ある程度の予知はできるようになってきましたが、やはり地震はいつ起きるかはわかりません。阪神淡路大震災の後も鳥取県西部地震(2000年)、芸予地震(2001年)、中越地震(2004年)、福岡県西方沖地震(2005年)、新潟県中越沖地震(2007年)、岩手・宮城内陸地震(2008年)など、大きな地震が相次いで起こっています。

 私が阪神淡路大震災を体験したときも、まさか神戸であのような大きな地震が起こるとは全く予測していませんでした。しかし、地震は突然におそってきた

 私は震災当時も現在も、神戸市の西部に住んでいます。当時、住んでいたのは「2×4工法」で建てられた戸建ての賃貸住宅。今、住んでいる家は平成15年に新築したものです。新築にあたっては自分で設計し、とくに耐震性能については細心の注意を払いました。ただし予算は限られているので、いかに安い費用で長持ちする丈夫な家を建てるかを考えたのは言うまでもありません。

 皆さん方のなかには、これから家を建てようと考えている人もおられるだろうし、今住んでいる家は地震に対して大丈夫だろうかと心配している人もおられると思います。また、住宅に関わっている専門的な方もおられるでしょう。それぞれ立場は違っても、共通しているのは、「地震が起きても、自分や家族の身が安全で、住宅という財産にも被害がなく、そして地震後も従来通り不自由なく生活したい」ということだと思います。

 そのためには、単に住宅を丈夫な構造にするだけでなく、地震直後の避難法や生活についても考えておく必要があります。すなわち地震から家族と財産を守り、そして生き延びるには、頭の中で万一地震が起きた際の「シミュレーション」を行い、どのような場所で地震に遭遇しようとも、状況を判断し、対応できるようにしておくこと。そして、これらのことを事前に家族で話し合っておくことが重要なポイントだと思います。

 こうしたことを踏まえ、被災者の立場で「地震が起きたときにどう対応すべきか、また日頃から何を準備しておけばいいのか」と、専門的な立場で「いかに地震に強い家にしておくと良いか」という2つの観点から、私なりの考えを述べたいと思います。

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