震災で恐いのは、倒壊と火災です。

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震災で恐いのは、
倒壊と火災です。

倒壊のおもな原因は壁と構造材の
劣化にありました。

被災住宅のほとんどは、
古い木造家屋

地震による住宅の被害には大きくふたつの種類があります。

  • 建物が倒れる、壊れる、傾くなどの躯体の被害。
  • 地震によって発生した火災が燃え広がったり、家具が倒れたり、ガラスが割れてケガをする、などの被害。

ではまず、躯体の被害について考えてみましょう。大きな地震が起こるたびに家屋の倒壊写真が報道されますが、その多くは古い木造家屋がほとんど。1995年1月に発生した阪神・淡路大震災でも、1981年以前に建てられた在来工法住宅の倒壊率が高かったことも明らかになっており、犠牲者のうち約87%が自宅で亡くなり、約92%の方が地震から15分以内に亡くなられています。

被災住宅のほとんどは、古い木造家屋

イメージ画像

劣化の原因、湿気とシロアリ

写真(a)は築後約50年の古い木造家屋ですが、壁や柱がボロボロになっています。ある程度の年月が経過すると、木質素材は劣化することがあります。特に日本のように湿度の高い気候風土は、どうしても壁や柱が腐りやすく、この上に地震が起こると倒壊を引き起こすケースが多く見られます。また、家屋の基礎と言うべき構造材が、シロアリの被害によってほとんど耐力を失ってしまっていたということも、古い家屋にはありがちです。

腐れやシロアリ被害により土台がぼろぼろです
▲ 腐れやシロアリ被害により土台がぼろぼろです。(a)
シロアリにより柱を支える土台が失われています
▲ シロアリにより柱を支える土台が失われています。(a)
火災により木質系の壁材が消失した例
▲ 火災により木質系の壁材が消失した例。
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震災の歴史とともに、
壁の強化が法制化されてきました。

■建築基準法(木造住宅の耐震設計規定)の変遷

建築基準法(木造住宅の耐震設計規定)の変遷

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